ゲッターズ飯田、セカオザほか「名古屋芸人」がブレイクの兆し!?の画像
ゲッターズ飯田、セカオザほか「名古屋芸人」がブレイクの兆し!?の画像

現在売れっ子となってメディアで活躍している芸人たちも、そのほとんどが売れない時代を経験しており、それぞれの地元でくすぶったまま長い期間を過しているもの。明日を夢見て芸人を目指す者たちの多くは東京と大阪に集まるが、その中間に挟まれた愛知県もまた、じつは隠れた芸人どころ。「名古屋発の芸人」がいま、お笑いファンのあいだで注目を浴びているのだ。
例えば、占い師タレントのゲッターズ飯田(40)。AKB48の柏木由紀のスキャンダルを暗示するなど、占いでの高い的中率を誇る彼は、元名古屋吉本4期生だ。ピン芸人としての名前の名残りともなっている『ゲッターズ』は、当時彼が結成していたコンビ名。芸人として売れる兆しが見えなかったため、結成から6年で泣く泣く解散。しかしその後、独学で統計学を身につけたことがきっかけで、法則にのっとった占いを開始すると、「おもしろいほど当たる」と芸人仲間のあいだで評判になり、それを皮切りに、ジワジワと人気が広まっていった。
また、そんなゲッターズ飯田のおかげで一躍売れっ子になったのがスギちゃん(42)。以前は『フランクフルト』という名前でコンビを組んでいた、名古屋吉本出身の芸人だ。ゲッターズの勧めで2011年末に「杉山えいじ」から現在の「スギちゃん」に芸名を変更するや、翌2012年の『R-1ぐらんぷり2012』(関西テレビ系)でファイナルに進出して準優勝。持ちギャグの「ワイルドだろぉ」が流行語大賞に選ばれるほどの大ブレイクを果たしたのだ。
スピードワゴンの小沢一敬(42)と井戸田潤(42)の二人も、もともとは名古屋吉本の2期生。当時は別々のコンビだった二人だが、先に上京していた小沢からの「東京でお笑いやろうぜ」という誘いでコンビを結成。その後『M−1グランプリ2002』(テレビ朝日系)で敗者復活戦の枠から決勝戦に進出し、一気に知名度を上げた。井戸田の「甘~い」というフレーズは、一世を風靡。現在では逆に“セカオザ(SEKAI NO OZAWA)”として小沢のキャラクターがブレイク。それぞれがピンでも活躍出来る、実力派のコンビとなった。
地方発芸人といえば九州・福岡出身の博多華丸・大吉、仙台出身のサンドウィッチマンが思い浮かぶかもしれないが、「名古屋芸人」に今後スポットが当たりそうだ。

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