「おデブ」と「ぽっちゃり」の境界線ってなんだと思いますか？ それは体重や見た目ではなく「鎖骨」だと言われています。
太ももやふくらはぎ、ヒップ、二の腕まわりに多少お肉がついていても、すっとした鎖骨が見えていれば「ぽっちゃり」と認定され、男性から見て「愛らしい」と思われるスタイルとして受け入れられるそうです。鎖骨が跡形もなく埋もれてしまっていたら、それはただの「デブ」に終わります。
若いときは、ちょっとした運動ですぐにシェイプされて鎖骨が見えたものですが、３０代、４０代……と加齢が進むにつれて鎖骨も老いていき、なんと、たるんでくるのです!! このたるみがもたらすのが、鎖骨ナシのたるんだデコルテ。むっちりと肉のついた首やあごは、見る人に「老い」を感じさせ、女性としての魅力を失わせてしまうんです。 では、どうすればいいの？
そう思ったあなた！ 安心してください。本当に簡単な習慣で、美しいデコルテがよみがえってくるんです!! 実は鎖骨のまわりには、リンパを通って流れてきた老廃物が溜まる「最終リンパ節」が集まっています。ここの通りをよくするだけで、老廃物の流れが良くなり、リンパ液の流れがスムーズになり、ひいては血行をうながし、脂肪燃焼や身体機能を活性化します。
お風呂上りに1日1回、デコルテまわりをマッサージして、スムーズなリンパの流れを手に入れましょう。
１ ボディオイルや、マッサージオイルをデコルテまわりに伸ばします。手元にオイルがないけど、取り急ぎ試してみたい方は、３～５の手順のみ行ってください。
２ 耳の下、肩の先、胸の上から、鎖骨へ。ごく軽く肌をなで上げるようにし、それぞれ３～５回ほど繰り返してなで、リンパを流します。このとき、決して力は入れないようにしてください。
３ 鎖骨のくぼみ部分に、人差し指と中指の２本を軽く押し込むように、ごく軽く、２～３回プッシュします。こうして、老廃物を流れやすくします。
４ 鎖骨を人差し指と中指ではさみ、中央から肩に向かうようはさんだまま指をずらし、鎖骨まわりのリンパを流します。左右ともに５回ほど繰り返します。
５ 仕上げに腕を大きく５回ずつ回します。
このリンパマッサージを毎日１回行うだけで、鎖骨がよみがえるだけでなく、二重あごが改善することも!! 継続は力なりです。ぜひ、試してみてください。
わぐりめぐみ
東京生まれ。作家・編集ライター・シナリオライター。るるぶ等旅行雑誌から職歴をスタート。ティーン、ストリート、サブカル、ライフスタイル誌等で幅広く活躍。著書に『そして、ありがとう… 犬と私の１２の涙』（日本文芸社）、『Ｂ型妻ＶＳＡ型夫 毎日がグチＬｏｖｅ』（笠倉出版社）、共著に『ミニチュアダックスフントの洋服屋さん』（実業乃日本社）等がある。
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