田中将超え確実!? 日ハム・大谷翔平「17年オフにメジャー移籍」のお値段の画像
田中将超え確実!? 日ハム・大谷翔平「17年オフにメジャー移籍」のお値段の画像

「まさに、圧巻のピッチング。そのひと言です」スポーツ紙記者がこう話すのは、8日に札幌ドームで行われた『プレミア12』の開幕戦、日本対韓国で先発した大谷翔平(21)のことだ。
「大谷は初回から、いきなり161キロのストレートを投げて球場を沸かせると、三振の山を築き、6回を投げて2安打無失点、10奪三振の快投でした。特に、5回無死一、二塁の場面では、ギアをさらに一段アップさせ、続く打者を3者連続三振に仕留めました。韓国打線は手も足も出ませんでしたね」(前同)
結果、日本が韓国を5-0で下した。その最大の立役者・大谷には、世界中から称賛の声が相次いでいる。「韓国の全国紙『中央日報』は、“分析しても打てない豪速球”の見出しで、大谷の投球を絶賛。韓国代表は事前に、入念な大谷対策をしたが、すべて無意味だったと。半ば諦め感が漂うほど」(全国紙運動部記者)
さらに、野球の聖地・米国でも、MLB公式サイトが<日本の若き天才が早くも大会を支配>との記事を配信。<彼は銀河系野球の未来の君主になるはずだ>と、手放しで絶賛した。「球場に駆けつけたメジャースカウト陣も、“フォークで147キロ出るのは、なかなか見たことがない。どんどん進化している”と大谷獲得に興味津々でしたね」(前出のスポーツ紙記者)
世界中を駆け巡る“大谷フィーバー”。その影響で、早くもささやかれ始めたのが、大谷のメジャーへの移籍金の急騰だ。「大谷はすでに、メジャーのトップ選手と遜色がないというのが、メジャースカウト陣の評価。今回の活躍で契約金も2013年のオフにヤンキース入りした田中将大の7年総額1億7550万ドル(当時のレートで約160億円)を超えるともっぱらですよ」(前同)
というのも、田中は13年のWBCの開幕戦で先発し、格下相手のブラジルにわずか23球で降板、その後は中継ぎに回るなど、国際試合で結果を残せなかった。「それにもかかわらず、あの額でしたから、国際試合でも結果を出し、これだけ注目を集めた大谷なら、田中超えの2億ドルの可能性も十分にありますよ」(同)
早くも盛り上がる大谷メジャー移籍の話題。だが、まだ大谷は3年目。田中、ダルビッシュ有が日本で7年プレーしてからメジャー挑戦した過去を踏襲すれば、大谷のメジャー移籍は4年後の19年。少々、気が早い気もするが……。
「大谷の場合は日ハム入団時に球団との間で裏契約をしたとの噂があるんです。その内容は“最短で5シーズンを消化した17年秋にポスティングを行う”というもの」(NPB関係者)
実際に、松坂大輔など数々の高額契約をまとめてきた敏腕代理人、スコット・ボラス氏が、9月に日ハム球団事務所を訪問するなど、大谷移籍に向けての動きは、すでに水面下では始まっているのだ。「気になる移籍先ですが、日ハムの提携球団であるパドレスが有力視されています。指揮官のアンディ・グリーンは日ハムでプレーの経験もあり、来春の日ハムの一軍キャンプもパドレスの施設で行われるだけに、球団同士のつながりが深く、大谷のパドレス入りの可能性は高いでしょう」(前同)
若き日本のエースが米国で活躍する日が待ち遠しい。

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