元木大介「高卒だと仕事がない」野球選手の厳しいセカンドキャリア事情を告白の画像
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11月23日放送の『ビートたけしのTVタックル』(テレビ朝日系)に元野球選手でタレントの元木大介(43)が出演。株式会社アスリートサポートの代表取締役、横原義人(36)らと共に、野球選手の引退後の厳しい生活事情について語った。
プロ入りの契約金は9,000万円、初年度の年俸が840万円だったという元木大介。9,000万から税金を抜いた分は全額親に渡したが、年俸は最高で2億円に。ブランド物の洋服を買うなど、現役当時は豪遊していたという。
しかし、アスリートのセカンドキャリアを支援する株式会社アスリートサポートの横原義人氏は警鐘を鳴らす。現役を引退したアスリートは「基本、アルバイトとか絶対した事が無いので、いわゆる社会性がない」という。
元木も「26~27でずっと2軍やってて、もう次の人生が行けないんですよ」と語り、「面接に行ってももう年齢いってるからダメですって。元野球選手だって言っても2軍だと、あっそう?っていう感じなんですよね」と、就職が厳しい現状があることを明かした。
元木は学生時代、授業中は寝ていて放課後に練習する、という生活を繰り返していたため、電車の乗り方もわからなかった、と語った。
また、横原氏は第2の人生を開きにくいスポーツとして、野球、サッカーを挙げ、他の競技とは違い「辞めたいと思ってる時に辞めるんじゃなくて、急に突然、明日から来なくていいって言われる」という世界のため、きちんと準備ができない、という独特な事情があることを説明。
いっぽうメジャーリーグは弁護士の資格を持っているなど高学歴の選手も多く、練習時間が1〜2時間で終わるため、空いた時間に勉強をしていることも。「選手の期間は、普段出来ない事をやりにいった、みたいな感覚なんです。単純にステータスを付けに」と語り、日本と米国では職業として野球選手を選ぶ事に対し、意識の違いがあることを説明していた。

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