同じ釜の飯を食った「ジャニーズメンバー」の不思議な関係の画像
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 ジャニーズで同じ釜の飯を食ったのがKis-My-Ft2とA.B.C-Z。先輩のバックダンサーを務めていたころは、つねに楽屋が一緒。誰がどっちのグループに配属されても、おかしくなかった。そもそもキスマイ・玉森裕太とエビ(A.B.C‐Zの略称)・橋本良亮は、ジャニーズJr.によって結成された「J.J.Express」の元メンバー。Hey!Say!JUMPや退所したメンバーが編成を繰り返していたため、加入時期は違うが、構成員に名を連ねていた。

 やがてキスマイが誕生したが、結成当初は「Kis-My-Ft.」が正式名だった。メンバーの頭文字により、「K」は北山宏光、「i」は引退した飯田恭平、「s」は千賀健永、「M」は宮田俊哉、「y」は横尾渉、「F」は藤ヶ谷太輔、「t」は玉森裕太。このとき、二階堂高嗣の扱いは「.」。のちに「2」を与えられ、飯田の脱退によって、「i」は北山が「Ki」として担った。

 同じくエビも、前身は「A.B.C.Jr.」だった。第1期メンバーは二階堂、千賀。2期メンバーで宮田、玉森が加入。のちに「A.B.C.」に改めると、現在の五関晃一、戸塚祥太、塚田僚一、河合郁人というメンバーに絞られた。そこに08年、最年少(当時15歳)の橋本良亮が加入して、いまの最終形態に落ちついた。

 キスマイ・北山&藤ヶ谷とエビ・河合&戸塚は、タッキー&翼・滝沢秀明の舞台『滝沢演舞城‘09』の劇中歌『無限の羽』で歌唱参加しており、ひと足お先にCDデビューを果たしている。だからこそ、この2組には、ほかのグループにはないライバル関係があるようだ。

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