異色の経歴! 山本世界がEXILEでナンバーワンといわれる理由の画像
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 そのイカつい風貌で、一部の人間からは「マイルドヤンキー御用達アイドル」とも呼ばれているEXILE。2001年の結成から増員を繰り返し、いまや実質18名の大所帯。なんとなく「群れていてなんか怖そう」な印象を感じている人もいるかもしれない。しかし、彼らが国民的グループにのぼり詰めたのは、その実力の高さにあるという意見は多い。EXILEといえば『Choo ChooTRAIN』のキャッチーな振り付けばかりが注目されているが、彼らが本来武器にしているのはダンスパフォーマンス。実は、リーダーで元パフォーマーのHIRO(46)をはじめ、メンバーのほとんどはかつてアマチュアダンスシーンで名を馳せた有名人なのだ。

 なかでも「ダンスの申し子」としてアマチュア時代から期待されていたのが2014年に新加入した「EXILE 世界」こと山本世界(24)である。2歳から踊っているという彼は、宝塚出身でダンス教室経営者の母親を持つ本格派。小学4年から中学1年まで「倍率50倍の超難関」といわれる劇団四季『ライオンキング』のヤングシンバ役を務め、さらに、2011年には三浦大知(28)のバックダンサー、続く2012年には米ニューヨークのダンスコンテストで優勝という、これまた華やか過ぎる経歴の持ち主なのだ。

 EXILEの新メンバーオーディションでも、ぶっちぎりのキレッキレで2000人の応募者から選ばれた世界ではあるが、加入時のインタビューでは「自信はありました」と答えるなど強気な一面も。まぁ、ヤンチャな若者が出世していく過程を見守るのも、ファンの楽しみのひとつというものだ。EXILEという枠のなかで、今度どういった個性を発揮するのか、チェックしていきたい逸材である。

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