嵐も関ジャニも経験した苦労…ジャニーズJr.の知られざる「序列関係」の画像
嵐も関ジャニも経験した苦労…ジャニーズJr.の知られざる「序列関係」の画像

 ジャニヲタ芸人として、現在プチブレイク中のジャガーズ。持ちネタは、「ジャニーズあるある」だ。特に、注目されないジャニーズJr.のものまねは秀逸。このJr.に6つの階層があることは、意外と知られていない。「1.煽り 2.マイク 3.フッキング 4.旗 5.回廊 6.モップ」がそれらだ。もちろん、ほかにも基本中の基本といえる衣装替えのヘルプ、バックダンス、次の演出の準備、フライング&アクロバットのセッティングなどもある。追って説明すると……。

「煽り」は、ライブ開始前に「みんな~、盛り上がる準備はできてるか~!」と会場の雰囲気を盛り上げる前説。マイクを手にできるため、選ばれし者が担当する。「マイク」とダブルで受け持つことができれば、エリートコース確定。青田買いのファンの目に止まる機会も増えるというわけだ。

「フッキング」は、フライングの際に背中に装着するハーネス等をフックする係である。主役の両脇には、今後の推しメンバーが位置する。フレームインしてライブ映像に残るため、こちらも自分の顔を売るチャンスだからだ。

「旗」はその名の通り、旗を振る大勢のうちのひとりのこと。「回廊」は、ステージから伸びる長い回廊を外周する。旗+回廊がワンパックのため、おもに入所したばかりの若い新米Jr.が担当する。照明は当たらず、稀にお目当ての主役が見えにくいと、ファンから煙たがられることもある。

 同じく重労働なのは「モップ」だ。水を使う演出時の処理係である。こちらも、絶対的な裏方だ。90年代中盤以降に入所したジャニーズタレントの大半は、このすべてを経験している。スポットライトを浴びるアイドルも昔は、モップ片手にステージ清掃までしてきた叩き上げなのである。

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