【フレーズ2】「この機種のキリンは弱いよねぇ~」

 このフレーズのポイントは「キリン」。キリンの後には「柄」が略されていて、正確にいえば「キリン柄」です。パチンコの定番演出に「メーカー柄」というものがあります。先ほど色によって期待度が変化すると話しましたが、メーカー柄もそれらの一種で、この「キリン柄」はその中の1つ。パチンコメーカーごとにそれぞれ、アツさを象徴する「柄」が決まっていて、演出中のいたるところに使われているのです。

 期待度的には、赤以上虹未満の激アツチャンスアップとして使用しているメーカーがほとんどです。出現すれば大当たりの期待が猛烈に高まる演出なのは間違いありませんが、機種によって微妙に期待度に差があることが多く、メーカー柄さえ出ればほぼ当たる台もあれば、他のアツイ演出が絡まないと安心できない機種もあります。

 具体例を挙げるなら、同じキリン柄でも『北斗の拳』のキリンは強いけど、『蒼天の拳』のキリンはそこまでではない、と言ったところですか。これはパチンコを相当打ち込んでいないと気付けないツウなポイント。この例文は、パチンコの演出を深く理解していることがアピールできる便利なフレーズなのです。

 ちなみに「キリン柄」は『北斗の拳』シリーズでおなじみ、サミーのメーカー柄。他のメーカーはと言えば、『ぱちんこAKB48』シリーズの京楽は「ゼブラ柄」と「ヒョウ柄」、『ルパン三世』の平和が「トラ柄」……と、ほとんどのメーカーが柄を持っています。そして変わり種としては、『カイジ』シリーズの高尾が「寿司柄」を使っていたことがありました。お寿司屋さんの湯のみって、魚の名前が江戸文字でひたすら列挙されていますよね。あれをメーカー柄として推し出そうとしたんです。当然これは全く浸透せず、すぐに姿を消しました(笑)。

 飲み屋で、喫煙所で、ホールの休憩コーナーで……いろんな場面でパチンコフレーズを使えば、即ベテランパチンカーの仲間入りを果たせること間違いナシ! 次回以降はさらにディープな用語を解説していきますので、楽しみにしていてくださいね♪ それでは、みなさんのパチンコライフがより楽しくなりますように。GOOD LUCK☆ 

本日の新着記事を読む

  1. 1
  2. 2