“死んだふり”橋下徹、来夏「衆参W選挙」に20000%出馬する!?の画像
“死んだふり”橋下徹、来夏「衆参W選挙」に20000%出馬する!?の画像

 11月22日に投開票された、大阪市長と府知事のW選挙。維新の党分裂で騒動の渦中にありながら、イチかバチかの大喧嘩に出たのが橋下徹市長(46)だ。

「自民党推薦の候補者を共産党が支援するなど、異例の共闘まで行われましたが、結果はおおさか維新の会の圧勝。市長には前衆院議員の吉村洋文氏が初当選、知事は現職の松井一郎氏が再選しました」(全国紙記者) 両氏は同日夜に勝利会見を行ったが、そこに橋下氏の姿はなかった。「連日、各地の応援演説に駆け回った橋下氏でしたが、一転、死んだふり。この沈黙作戦でメディアや有権者の関心を引きつつ、吉村氏と松井氏を目立たせる狙いがあったようです」(前同)

 というのも、橋下氏には第二の野望があるのだ。「野党第一党です。5月の住民投票で否決された大阪都構想も、今回のW勝利で再び、俎上に上るとはいえ、おおさか維新の会の政党としての大義は、より明確になりました。結党時から国政進出を公言していますし、来夏の参院選への候補者擁立は確実です」(同)

 橋下氏は、10月のおおさか維新の会の結党大会でも「6人の大阪府議でスタートし、5年でここまできた。同じ加速度なら、5年後には衆院で過半数までいける」と語るなど本気モード。その一方で、同大会では「12月18日で政治家を引退する」とも明言。注目は橋下氏自身の出馬の可能性だが、「選挙には間違いなく出ます。ただし衆院とのWになった場合のみですが。永田町では6月23日公示、7月10日投開票という日程での衆参W選挙が有力視されています。出れば当確です」(政治ジャーナリスト)

 実際、大阪W選挙最終日の街頭演説で橋下氏は「僕は“いったん”住民投票の結果で、政治家としての命を絶ちました」と発言し、政界復帰を匂わせている。「2008年の大阪府知事選の有力候補と目された際には、“20000%ない”と断言した橋下氏でしたが、結局出馬。年明けからはいったん休み、国政選挙で復帰が既定路線でしょう」(前同)

 さらに、その先にも壮大な構想があるという。「20年に衆院選で大勝し、政権獲得を果たすという大プランです。安倍首相の任期満了となる18年は、内閣支持率の低下で衆院解散は不可能、次々回の衆院選は20年になると計算したんでしょう。結党大会で語った“5年”には、そういう意味も含まれています」(同) 来夏のW選挙は、“橋下ジャパン”への予選なのだ。

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