岩田康誠騎手。JRAを代表するトップ騎手です。こんなジョッキーでも、苦手とする競馬場があるようなのです。というよりも、この競馬場では今年、どうも妙なプレッシャーを感じていたのかも知れません。11月21日、京都競馬場。1レースで岩田騎手はアドマイヤムテキに騎乗して優勝。実に京都競馬場では5月23日以来の勝利でした。この間には数々の人気馬に騎乗したものの勝ち星を上げられずじまい。結局京都の不振により、首位争いから遅れてしまった印象です。そんな岩田騎手も11月28日の京都でJRA1300勝の記録を達成。これが大きく浮上するキッカケになるかも知れません。

 さて今週は「阪神ジュベナイルフィリーズ」です。前哨戦のアルテミスSを制したのが12番人気のデンコウアンジュ。一方でファンタジーSが5番人気のキャンディバローズ。今年の傾向がここにあるような気がします。有力馬は休養明けのファンタジーSで3着だったブランボヌール(3戦2勝)。アルテミスS1番人気で2着のメジャーエンブレム(3戦2勝)。注目はアットザシーサイド。前走の秋明菊賞でウインオスカー以下をアッサリ一蹴。新馬→特別連勝のエリート。前走のラストが33秒9の破壊力も強烈。牡馬陣を一蹴した勝負強さ。楽しみです。

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