まず、機種選び。これはね、高純増ATが一番可能性アリ。『GOD』シリーズや『バジリスク絆』、さらには『ビンゴ』や『北斗転生』なんかも良いかもしれない。詳しい区別がつかないのであれば、「めっちゃ出てる台」をよく見かける機種を選ぶべし。

 そして何より、なるべくなら設定は高いほうがいいわけです。高設定のほうがたくさん出やすいわけですから、そりゃ当たり前です。ただね、万枚出る時なんて、設定という概念を凌駕するほどの「ヒキ」が必要となるわけで、しかも悠長に設定推測を進められる展開では、間に合わないわけです。基本的に大当たり中(AT中やART中)には設定差がない機種がほとんどですから。だって、大当たり中ばっかりやってるくらいじゃないと、万枚なんか出ないから。と、なると、朝イチの台選択こそが重要となってくるわけですよ。

 そこで数少ない手がかりとして活きてくるのは、「違和感」。朝イチ、台を選ぶ際のほんの少しの違和感が、高設定一発ツモの手助けをしてくれる可能性があるわけです。それでは具体的な例を、予想できる要素(アタリパターンとハズレパターン)と一緒に羅列して参りましょう。

【1】やけに設置台数が多い機種
アタリ:そのホールが力を入れているので高設定投入率が高い。
ハズレ:たまたま。話題の台だからなんとなく。

【2】ホールの目立つ位置に設置されている
アタリ:出玉アピール機種として高設定投入率が高い。
ハズレ:たまたま。台数の関係で。

【3】上手そうなお客さんが特定機種に集まっている
アタリ:店のクセやヒント等を嗅ぎ取っている。
ハズレ:上手そう、に見えただけ。

【4】朝の入場曲がある機種で使用されている曲
アタリ:力を入れた機種のアピール。
ハズレ:普通に毎日それが流れている。

【5】朝イチ、デモ画面が他の台とズレている
(※一斉に電源を入れると、基本的に全部の台のデモ画面が揃います)
アタリ:電源を入れた後に設定変更を行った痕跡。
ハズレ:掃除のおばちゃんがメニュー画面ボタン押しちゃった。

【6】朝イチ、台横に誰かの指紋がついている
アタリ:掃除の後に設定変更を行った痕跡。
ハズレ:掃除のおばちゃんの拭き残し。

【7】朝イチ、左リールが変な位置で止まっている
(※左リールにはBAR図柄など、チェリーを狙う位置で止まっていることが多い)
アタリ:設定変更後に店の人が1ゲーム回した痕跡。
ハズレ:昨日打っていた人が適当に打ってただけ。

 ……といった具合にですね。機種選びから台選びまで、決してノーヒントではないわけです。指紋やデモズレなんかは、特に昔から言われておりますんでね、それを逆手にとって示唆や罠をしかけるお店さんもあるでしょう。

 そんなこんなで、パチスロ店にも人が溢れかえる年末。朝の台選びもファーストチョイスが重要となってくるでしょう。いつもより敏感に、探偵気分で違和感を探しましょう。会社から出るボーナスを待つのものいいですが、その手で掴みとるのもありだと思いますよ。万枚達成という形でね。

 とはいえ、虎穴に入らずんば虎子を得ず。やっぱりリスクは伴いますから、あんまり無理して会社から出るほうのボーナスが露と化さぬよう、お気をつけくださいませ。夢は大きく! ただし引き際は潔く! 目指せ、年内万枚!

バッチ、よさげな『ルパン三世』で勝負! の第232回
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