紅白歌合戦のトリを予想! ドリカム→V6→森進一の流れが本命!?の画像
紅白歌合戦のトリを予想! ドリカム→V6→森進一の流れが本命!?の画像

 年末恒例、NHK『紅白歌合戦』の出場者が先日発表された。全51組中、10組が初参戦で、女性声優ユニット・μ’s(ミューズ)や『NHKのど自慢』出身の演歌歌手・三山ひろし(35)がそれにあたる。そんなフレッシュなメンツも紅白の見どころだが、やはり気になるのは一番の見所であるトリ。今年はいったい誰が務めることになるのか、予想してみた。

■大トリは森進一で間違いなし?……なんといっても今回一番のニュースは森進一(68)の番組卒業だろう。森といえば、昭和43年から連続48回出場という紅白随一の功労者。『おふくろさん』『襟裳岬』『冬のリヴィエラ』など数多くの大ヒット曲を持ち、紅白ではトリ3回、大トリ5回を務めた。つまり、このニュースが出た時点で、今年の紅白の大トリは森で確定したといえるだろう。これまでも、都はるみ(67)や北島三郎(79)など、演歌の大御所が卒業宣言した年は最後に歌わせるのが慣例なのである。しかし、近年アイドル番組化していると評判の紅白だから、ちょっとした変化球はあるかもしれない。

■森が大トリなら紅組のトリは?……定石通りにいけば、今年勇退の森が白組トリの大トリになる。ならば紅組のトリは誰か。こちらは演歌の石川さゆり(57)が有力だろう。今年は他にも、坂本冬美(48)、伍代夏子(53)、天童よしみ(61)などの女性演歌歌手が名を連ねているが、経歴的、人気的に森とつり合う人選となれば、やはり石川だ。曲は『津軽海峡・冬景色』でキマリである。森は1974年に発売し、その年のレコード大賞にも輝いた『襟裳岬』を歌うはずだから、石川も往年のヒット曲を持ってくるはず。北海道の冬を歌う「襟裳岬」と青森の「竜飛岬」から臨む津軽海峡、ピッタリではないか!

■サブちゃん方式でいけば大トリ後に?……ただ、2013年に卒業した北島三郎(79)のように、トリ前・高橋真梨子(66)、トリ・SMAPの後、「究極の大トリ」としてサブちゃんが登場したパターンを森が踏襲する可能性もありえる。この場合でのトリ前、トリは2013年と同じくポップス系の楽曲になるだろう。とはいえ、2013年にトリだった高橋は不評だったため、おそらく今年はないはず。続く候補は松田聖子(53)だが、これもないだろう。なぜなら今回は、NHK的に放送中の朝ドラ『あさが来た』の主人公モデル・広岡浅子が立ち上げた大同生命のCMソングである『I Love You!~あなたの微笑みに~』(昨年発売した80枚目のシングル)を選曲したいところなのだが、この曲ではやや力不足ではある。好感度の低い和田アキ子(65)が鐘を鳴らす可能性も低く、消去法でいくとドリカム、次点でいきものがかりといったところか。また白組の大トリはネットでの下馬評通り、V6が妥当と考えられる。メンバーのイノッチこと井ノ原快彦(39)はNHK朝の人気情報番組『あさイチ』のキャスターであり、今年の総合司会。その功績をたたえての大トリとなるだろう。白組全員でWAになってからの、森の『襟裳岬』とは、これまた美しい流れである。——そうはいっても国民の期待にそえないところが紅白の持ち味だ。曲目と曲順の発表は毎年クリスマス頃となる。正攻法でいくかナナメ上でいくか、それまで楽しみに待とうではないか。(犬吠埼希美)

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