初めてのドラゴンゲート観戦がスゴかった! 白川未奈コラムの画像
初めてのドラゴンゲート観戦がスゴかった! 白川未奈コラムの画像

 あなたのハートにパワーボム! アマゾネス白川こと、白川未奈です。何事も、『初体験』はドキドキしちゃうものですが、2015年、冬。またまた、新しい扉を開くことができました。12月16日に後楽園ホールで行われた『FANTASTIC GATE 2015』、初のドラゴンゲート観戦にいってきました!

 兵庫県神戸市を中心に活動する『DORAGON GATE』は、90年代末にスタートしたプロレス団体。メキシコプロレス・ルチャをベースにしていることから、どの選手も華麗な空中技を得意としていて、さらに細マッチョのイケメンが多く所属。だから「空飛ぶホストクラブ」なんて呼ばれたりもして、女性を中心に大ブームを作ったんです!

 ですが! 世間の細マッチョブームとは反して、ゴリマッチョがタイプの白川は、世に聞く「ドラゴンゲート=イケメン細マッチョレスラー集団」というイメージがあって、なかなか会場に足を運ぶ機会がありませんでした。しかし、物は試しとはこのこと! やっぱり、プロレスは生で観るのと、イメージとは、全然違いますね~! ユニットの抗争も分かり易くて初心者にも親切。選手もイケメン揃いなだけでなく、みんなお喋りが達者。「一度の興業で1000の技が出てくる!」という触れ込みは本当で、ピョンピョン跳ねるしクルクル回るし、とにかく技がスピード感たっぷりですごい! 私の大好きな『昭和プロレス』とはまったく雰囲気が違うのですが、若いファンの方が多いことに納得しきりでした。

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イケメンや野獣系やお笑い系など、選手のキャラが分かり易いのもドラゲーのいいところ。

 第1試合は、『サイバー・コング&問題龍vs堀口元気&斎藤“ジミー”了(ジミーズ)』だったんですが、まず、サイバー・コング選手の体の落書きがとてつもなく気になりました。身体がすごくゴツいのに、なんでワザワザ筋肉描いているのでしょ~? 絶対いらない……! でも、一回見たら忘れないなぁ~~人前に出るには、やっぱり個性って重要だよなぁ……と真面目に、自分のセルフプロデュースについて考えちゃいました……。一方、対戦相手チームのユニット『ジミーズ』は、名前とは裏腹に会場を、トークと細かいプロレス技で盛り上げていて、なんでジミーズなんて名前つけたんだろ~? プロレスラーは目立ってナンボじゃないのかな~? とか、色んな疑問が浮かんできました、でやはり見慣れない団体、予備知識がほとんど無しの状態で見た初めての『ドラゲー』にはハテナの部分もあって、プロレスを初めて見た、あの3年前を思い出しましたね。目の前の物が、全て新鮮でキラキラしている感じ!

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選手のほとんどは、それぞれのチームに属していて、そのチーム間の争いも楽しかったりします!

 第2試合は、『石田凱士(オーバージェネレーション)vsビックR清水(Dia.HEARTS)』。清水選手の体の分厚さと、そこから繰り出されるパワーファイトに興奮! オーバージェネレーションの選手の試合では、お客さんが試合開始のゴングをならせるみたいで、私も勢いよく手を挙げてみたのですが、子供だけだったらしくダメでした! ドラゲーにはこういうイベントもたくさんあるから、子連れの若いお母さんお父さんのお客さんも多いんですね。家族でプロレス観戦は、私の夢の一つなので、羨ましかったです。

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会場人気も高いヨースケ・サンタマリア(左)、女性客から「マリアちゃ〜ん!」なんて歓声があがります。

 そしてそして、第3試合は『望月成晃vsヨースケ・サンタマリア』。気になるレスラー登場! ヨースケ・サンタマリア選手です! オネエレスラーのマリアちゃん。DDTにも所属している女装レスラー・レディビアードちゃんに似てませんか!? ていう質問を、当コラムで皆様に投げかけたかったのに、この日は北側お席で観ていたので、全部バックショットに……。残念! でも、マリアちゃんのパンチラショットだけは、誰よりも撮れた気がしますよ……。

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ちなみに、レディビアードちゃんはこちら。いつか、彼女とヨースケ・サンタマリア選手の対戦を観てみたいぃぃ!

 この日のマリアちゃんの対戦相手・望月成晃選手は、オーラがあってとってもかっこよかったです! 45歳でドラゴンゲート最年長選手、さすがの貫禄ですね! ほかの団体だったら40代で最前線を張っている選手はたくさんいるし、だからこそ、改めてドラゴンゲートはフレッシュな団体なんだなあと感じました!!!

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オープン・ザ・ドリームゲートの現王者である鷹木信悟選手(左)。ますます日に焼けて身体もゴツくなって……、なんだかとっても悪そうでした!

 そしてそして、セミファイナル!『VerserK軍vsオーバージェネレーション軍』。ここでまたしても『なんで~?』が発動。私の記憶の中では、鷹木信悟選手は、スーパールーキーのイメージが強く、若々しくて優しい選手だったので、いつの間にかヒールターンされててビックリ! なんで~&ショック! ヒールになるとショックな理由は、あんまりバックステージのインタビューとかで、喋ってくれなくなるというイメージがあるからなんですが……。兎にも角にも、ドラゴンゲートのユニット移動は激しいみたい! これまた、観戦を休むことなく行きたくなっちゃいます! 私はすでに、年明け1月13日のドラゴンゲート後楽園ホール大会の日は、お休みを取っちゃいました!

 さてさて! この日のメインマッチは、スペシャル10人タッグマッチ! 12月3日の後楽園ホール大会で、『戸澤陽の宝探し』なるものが行われたようで、それで決まった変則タッグマッチとのこと! なので、敵チームに自分と同じユニットの選手がいたり、タッグチームに、普段抗争しあっている選手がいたりします。

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土井選手(左)と吉野選手(右)。かつては通称「土井吉」としてタッグを組んだり、はたまたライバルだったりと、なにかと因縁のある二人によりファイナルが開始!

土井成樹選手と吉野正人選手の対決で、試合がスタート。この二人の対決は、黄金カードみたいですね! 腕の取り合い、丸め込みの応酬、とにかくスピードが速かった。その中でも、2人から疲れは微塵と感じませんでした。私の想像していたドラゴンゲート! これこれ~! て感じで拍手!

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 この日はドン・フジイ選手が忘年会で欠席らしく、『カラオケマシーン』なる選手が代わりに登場したのですが、オバQにしか見えなくて……。1対9のチョップ合戦まで始まって、もはや敵も味方もわからないカオス状態に! 最後は、エル・リンダマン選手の連続ジャーマンからのタイガースープレックスが決まり、試合終了! で終わりかと思ったら、土井ダーツ! VerserK軍の土井選手、喋りに喋り倒します。

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これは、1月13日の後楽園ホール大会での5対5、スペシャル10人タッグマッチの選手を決めるもの。しかも、矢を投げるのはここでも子供のお客様! 選手だけじゃなくて、自分もマッチメイクに関われちゃうなんて他の団体に無いなぁ~て思って、ドラゴンゲート初観戦の私でも、ドラゴンゲートファンの仲間に入れてもらった気がして、楽しかったです。

 では最後に、観戦後に寄ったご飯やさんでの写真でさよならしたいと思います。店員さんと、「ドラゴンゲートを初観戦してきた話」と、「私の一番好きなレスラーの話」をしていたら、私の説明がゴチャゴチャしていて誤解を招いたのでしょう……、こんなサプライズプレートをくれました!

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 『ドラゴンゲート所属の獣神サンダーライガー選手』。と、いうわけで、今回のドラゲー初観戦記は以上です。それではみなさまプロレス、愛してまぁ~~~す!!!

■白川未奈プロフィール■

白川未奈twitter @minazaurusu
https://twitter.com/minazaurusu

白川未奈オフィシャルブログ「みなさん家」
http://ameblo.jp/mina-shirakawa

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