肌荒れのタイプ別に紹介!「乾燥肌を徹底的に保湿する方法」の画像
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 乾燥しがちな冬、東京では湿度10%台という日が続くことも珍しくありません。特にコンクリートジャングル化した都市部は、砂漠なみに乾燥する日があるともいわれ、お肌にとっては過酷な季節となっています。「スネや腕がカサカサ」「ヒジやくるぶしが黒く変色」「目や口のまわりに細かいシワが浮かぶ」「肌がヒリヒリとかゆい」これらは全て乾燥が原因。こうした乾燥肌の症状を緩和し、冬の乾燥した空気から肌を守るためのライフハックをご紹介しましょう!!

●カサカサ肌はたっぷり水分でケア  スネや腕がカサカサに乾き、粉をふく。そんなときは、肌の表面にクリームを塗っただけでは意味がありません。そこでのオススメの方法は、お風呂に入るときエキストラバージンオリーブオイルを大さじ2杯ほど湯船にたらし、お湯とともに肌にすりこむようマッサージを行いましょう。水分を含んだ肌にオリーブオイルが薄い膜を作り、そのまま保持してくれるので肌の乾きが緩和されます。お風呂上りのタオルドライは、肌をこすらないようポンポンとはたくように行いましょう。

●黒く変色した肌は新陳代謝でケア  乾燥により色素沈着を起こし、黒ずんでしまった肌。これらを改善するには新陳代謝を活発にし、肌のターンオーバーを正常に戻す必要があります。睡眠時間を6時間以上とる、寝る前に冷たい飲み物やカフェインの入ったドリンクを飲まない、スマホやTVなど電磁波を発する機器を肌からできるだけ離して寝るようにする――など、できる範囲でいいので生活習慣の改善をはかりましょう。お風呂上りに、気になる部分に保湿クリームを塗り、靴下やアームカバーをつけて眠るのも効果的です。

●顔にできた細かいシワは保湿マスクでケア  目のまわりや口元にできてしまう「乾燥ジワ」は、肌の水分不足によって起こります。化粧水をパシャパシャとはたいただけでは、化粧水が肌の熱により蒸発する際、皮膚の中にある水分も一緒に奪って蒸発してしまうので逆効果。肌の奥の奥までしっかりとうるおすためには、化粧水を100円均一などで売っているシートマスクに浸し、顔にのせてさらにラップで上から覆い、乾燥を防ぎながら行う簡易パックが効果的です。10~15分ほど放置し、十分に肌がうるおった上からワセリンやニベアを塗って水分の蒸発を防げばパーフェクト。翌日にはモッチモチの肌ができあがります。

●ヒリヒリかゆみ肌は放置プレイでケア  ヒリヒリとした刺激やかゆみが続く場合、肌のターンオーバーが早くなりすぎて肌が敏感になってしまっているかもしれません。肌をゴシゴシと洗ったり、ピーリング系の化粧品を使っているなら、そうしたケアを一切やめてみましょう。健康な肌に戻すためには身体の自浄作用を復活させなければいけないので余計なケアは一切不要。放置プレイが肝心です。また、自浄作用をつかさどる自律神経も回復するために、入浴方法の改善が効果的。肌を刺激しないよう、お風呂はややぬるめにし手足をもみほぐすようマッサージしながら入浴しましょう。体が温まったら湯船から出て、つま先からひざにかけて冷水をゆっくりとかけます。これを2~3回繰り返すことで、自然治癒力が戻りやすくなります。

 こうしたケアに加えて、エアコンや石油ストーブに比べて湿度が下がりにくいガスファンヒーターや加湿器を使用するのもオススメですよ!

わぐりめぐみ
東京生まれ。作家・編集ライター・シナリオライター。るるぶ等旅行雑誌から職歴をスタート。ティーン、ストリート、サブカル、ライフスタイル誌等で幅広く活躍。著書に『そして、ありがとう… 犬と私の12の涙』(日本文芸社)、『B型妻VSA型夫 毎日がグチLove』(笠倉出版社)、共著に『ミニチュアダックスフントの洋服屋さん』(実業乃日本社)等がある。

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