杉田かおるもエコ派に!? タレント兼業で農業にハマる「芸農」美女たちの画像
杉田かおるもエコ派に!? タレント兼業で農業にハマる「芸農」美女たちの画像

「田舎暮らし」といえば、仕事をリタイアした年配夫婦の選ぶ第二の人生、というイメージを思い浮かべがちだ。しかしどういうわけか東京での華々しい芸能人生活を捨て、土にまみれて農作業に励む地味で実直な田舎暮らしの道を選んだ芸能人は数多い。どんな人がいるのか調べてみた。

●高木美保(53)……田舎暮らし歴17年の大ベテラン。1998年、パニック障害の治療をかねて栃木県那須塩原市に移住し農業に取り組むことで病気を克服。今や田舎暮らしタレントの代表的存在になった。コメンテーターとしての知名度の高さもあって、田舎暮らしや農業、環境問題に健康関連と各地で行われる講演では引っ張りだこで、大手種苗会社が毎年アンケートで行う「野菜の似合う有名人」ランキングの常連でもある。そんな高木に対し有吉弘行が付けたアダ名は「ヒステリック農業」。

●井上晴美(41)……90年代、豊かなバストで活躍したグラビアタレント。女優としても異彩を放っていたが2005年に突如芸能活動を休止しカナダへ留学。そこで知り合い結婚したメキシコ系カナダ人の夫とともに現在は熊本に在住し、3人の子育てをしながら自給自足の生活を送っている。子どもを大自然の中で育てたい、という夫の強い望みに引きずられて始めた田舎暮らしだったが、今では自家の農園を「はるみ村」と名づけてしまうなど、すっかり本人がはまってしまっているようだ。

●工藤夕貴(44)……ハリウッドで活躍するアメリカ在住の生活から一転、静岡県富士宮市へ移住し、農業と女優業の二足のわらじに。野菜作り、コメ作りはもちろんのこと、なぜか羊の飼育までこなしてしまうバイタリティと器用さで、所有する農園内で自家栽培の野菜を使ったカフェレストランを開き評判に。もはや余技や道楽の域を超えて、本格的な農場経営者。田舎暮らし女優のなかではいちばんのやり手だ。

●杉田かおる(51)……古今東西の天才子役の例に漏れることなく成長とともに見事にお騒がせ女優化し、酒グセの悪さと毒舌で人気だった彼女も、いつのまにかすっかり毒気の抜けた田舎暮らしの農業女優に。テレビ番組でのダイエット企画がきっかけで有機農業に興味を持ち、福岡県の栽培農家に師事。農業が縁で再婚も果たし、現在は神奈川県で野菜を育てながら女優業をこなす。野菜の解毒作用、まさにおそるべし。

●林マヤ(57)……2009年に写真家の夫とともに茨城県に移住。元パリコレモデルのこだわりは野菜の有機・無農薬栽培。モデル時代に体型維持のための過度なダイエットで体調を崩したことの反省から食と健康にはずいぶんと思い入れがあり、栽培する野菜はなんと120種以上とか。野菜作りだけでは飽き足らず、田んぼでのコメ栽培にまで手を出してしまった彼女の現在の肩書は「芸農タレント」! ちなみに実家は長野県の兼業農家で、実は農作業は子どもの頃からお手のものだったようだ。

 田舎暮らしの醍醐味とは、欲や執着心に捕われることのない自由な生活、と思いきや、なんだかすっかりそれがお仕事になってしまっている人もチラホラ。なにより食や健康に対する異常なまでのこだわりが、彼女たちを田舎へと導いている感が……。人の欲望というものはどこにいても尽きないものなのか。

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