昨年は伝説級の面白さ! 2015年の紅白は「バナナマン」の副音声に注目の画像
昨年は伝説級の面白さ! 2015年の紅白は「バナナマン」の副音声に注目の画像

 大晦日恒例の国民的番組『NHK紅白歌合戦』。今年の司会者、そして出場歌手に先駆ける形で発表されたのが、「バナナマン」の副音声MCの起用でした。副音声とは、紅白の放送中に副音声としてオンエアされる「紅白ウラトークチャンネル」のこと。昨年の紅白で新たに導入されたコンテンツで、昨年はバナナマンのふたりが久保田祐佳アナウンサーと一緒に、紅白のステージを特等席で見ながら気ままなトークを繰り広げました。

 そしてこの“ウラ番組”の、「とてつもない自由さ」が大好評。直前まで秘密にされていたサザンオールスターズの出演には「やっべぇやっべぇ」「本当に俺たちは何も知らなかったね」と驚いたり、SMAPには「すげー!」「かっこいい!!」を連呼したりと一般人ばりのリアクション。さらには、SEKAI NO OWARIの『Dragon Night』では、設楽さんが大興奮で「ジャーゴナイ! ジャーゴナイ!」と歌い出し、日村さんは郷ひろみのステージに乱入して踊りまくる始末。また副音声席に招かれるゲストの暴走ぶりもなかなかで、T.M.Revolutionは副音声上で、May J.さんの『Let It Go』にまるまるかぶせて大熱唱。ゴールデンボンバーは、石川さゆりさんの『天城越え』のサビに入るとき、「越える?」「まだ越えてねぇよ」「越えたんじゃない?」「越えた!」と“悪ノリ”して、日村さんにツッコまれるほど。

 ただ、こんな数々の伝説を残しながらも、ちゃんと歌を、そして「紅白」という場を楽しんでいるのが伝わってきて、観ている(聴いている)こちらまで、一緒に楽しい気分にしてくれるコンテンツでした。本編に出場する人たちに先駆けて発表されたのも、その実績あってこそでしょう。まさに「紅白ウラトークチャンネル」は新しい紅白の楽しみ方。あくまで副音声なのでメインではありませんが、リアルタイムは普通に視聴して、二度目は副音声を聞きながらという鑑賞のしかたもアリ。ぜひ、紅白歌合戦のバナナマンを体験してみてください!

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