本田圭佑は7億円超え!? サッカー日本代表経験者たちの気になる年俸ランキングの画像
本田圭佑は7億円超え!? サッカー日本代表経験者たちの気になる年俸ランキングの画像

 プロ野球はストーブリーグが始まり、選手たちの移籍や契約更改で、年俸の金額がニュースになる季節になった。それに対して、サッカーは野球と違い、選手の年俸があまり話題にならないが、どんな契約をしていくらぐらい獲得しているのだろう? 気になったので日本代表でもお馴染みの選手たちの、2015年度の年俸ランキング・トップ5を調べてみた。(金額はすべて推定、海外組は円レートによりズレがある可能性があります)

【海外組】
●1位=本田圭佑(29)7億7000万円……Jリーグの名古屋グランパスから、オランダ1部リーグのVVVフェンロ、ロシア・プレミアリーグのCSKAモスクワ、2013年12月からイタリア・セリエAのACミランへ3年半契約で移籍。イタリアのスポーツ紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』によると、今シーズンの手取りは3億3800万円になるそうで、年俸も凄いが税金で持っていかれる金額も半端ない。また、今年6月には自身のマネジメント事務所が、オーストリア・3部リーグ、SVホルンの経営に参入することを発表した。

●2位=長友佑都(29)5億2000万円……JリーグのFC東京から、イタリア・セリエAのACチェゼーナ、そして、レンタル契約を経て2011年7月からインテルへ「世界一のサイドバック」を目指して5年契約で移籍。FC東京での初年度年棒は300万円で、レギュラーとして定着した翌シーズンから大幅アップ。海外移籍前の2010年には2500万円になっていた。ACチェゼーナへの移籍金は2億円で、年俸は1億1000万円。インテルへの移籍金は9億円で、初年度の年俸は1億4000万円。2年目は80%アップで4億円と、順調に増やしている。

●2位=長谷部誠(31)5億2000万円……Jリーグの浦和レッズから、ドイツ・ブンデスリーガのヴォルフスブルク、ニュルンベルク、そして、2014年からフランクフルトへ移籍。2011年に出版した自己啓発書『心を整える。 勝利をたぐり寄せるための56の習慣』(幻冬舎)は140万部を突破する、スポーツ選手の著書としては初のミリオンセラーになったが、印税は全額東日本大震災の被災地に寄付されている。

●4位=吉田麻也(27)3億9000万円……Jリーグの名古屋グランパスから、2009年のシーズン終了後、オランダのVVVフェンローへ移籍。2012年からイギリス・プレミアリーグのサウサンプトンへ移籍。今年1月に2018年シーズン終了までの契約延長している。

●5位=岡崎慎司(29)3億8000万円……イングランド・プレミアリーグ、レスター・シティFCに移籍し、年俸アップ。プレミアリーグは今、全体的にも年俸が高騰しているバブル状態であることも、岡崎のアップに影響したようだ。

 6位以降はまず香川真司(26)の3億4000万円。イギリス・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドに在籍時は5億1600万円だったが、古巣であるドイツ・ブンデスリーガのドルトムントに復帰すると、3億4000万円に引き下げられてしまった。シーズン前半戦は不調に終わったが、2016年は、どうなるのか注目したい。そしてドイツ・ブンデスリーガ、バイエル・レバークーゼンの細貝萌(29)が3億1000万円、ドイツ・ブンデスリーガ、シャルケ04の内田篤人(27)が3億円と、3億円超えプレーヤーが並んでいる。

 国内組のJリーグ所属の選手では、ガンバ大阪の遠藤保仁(35)が1億8000万円でトップ。名古屋グランパスの田中マルクス闘莉王(34)が1億5000万円、横浜F・マリノスの中村俊輔(37)が1億3000万円と、1億円超えしているのはベテラン勢ばかりで、20代で一番高い年俸は、浦和レッズの西川周作(29)で8000万円だ。ちなみに、J1リーグ登録選手数は516人で、平均年齢は26.58歳。選手契約はABCに区分されていて、A契約は最低年俸480万円以上で上限はないが、1チーム25人までの制約がある。B契約は年俸480万円以下で人数制限なし、C契約は5試合フル出場相当の出場時間をクリアしている選手で、年俸は同じく480万円以下。現在の平均年俸は2017万円で、プロ野球の3648万円とは1500万円以上の差があり、最低年俸は300万円と、サッカーだけで食べていけるのか心配になってしまう金額だ。

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