シングルもカップルもお任せ? 奄美大島に「恋愛運アゲアゲ」の神社アリ!!の画像
シングルもカップルもお任せ? 奄美大島に「恋愛運アゲアゲ」の神社アリ!!の画像

 近年、バニラエアの就航により安いときには往復15,000円程度でアクセスできるようになった奄美大島。ここには古くから信仰を集めている、ぜひ訪れてほしい初詣スポットがあります。その名は「蒲生神社(がもうじんじゃ)」です。壇ノ浦の合戦で敗れた平家の落人が、四国から九州東岸を通って喜界島へ流れ、さらにこの地に住まうこととなり、奄美大島を平定しました。追っ手(源氏)の襲来を見張るため、見晴らしのよい岬に小屋を建てて兵士を守備にあたらせていました。この岬を守っていた「蒲生左衛門」という人を、いつしか祀るようになったのがこの蒲生神社だといいます。

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 お社の前には、ハイビスカスが植えられており、なんとも南国チック。蒲生左衛門さんが最後まで立派に大役を果たしたことから、武運長久を祈願するようになり、日露戦争や大東亜戦争の時代には、多くの人々が参拝したそうです。また、合わせて祀られている「ニャテラガナシ」という神様は、男女の縁をとりもつ善神とされお産の神、縁結びの神として信仰を集めているので恋愛運を高めたい人やライバルに負けたくないという女性の皆さんはぜひ、お参りしにいきましょう。

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 神社の先にはいまでは蒲生崎と名付けられた岬が。展望台が作られていて、紺碧の東シナ海を一望! ここからの景色を眺めているだけで、ちっぽけなことで悩んでいる自分が情けなくなり「あ~もういいや! 明日から頑張ろう!!」という覇気がわいてくるのが不思議なところ。まさに、自然が産んだ超強力パワースポットと言っても過言ではないんです。

 さて蒲生神社をお参りしたら、次に立ち寄ってほしいのが隠れた人気スポット「ハートロック」です。奄美大島北部の龍郷町、赤尾木という地区の海岸にあるハートのカタチをした潮だまりで、干潮時にしか見られない希少価値の高いスポットです。観光シーズンまっさかりとなる夏には潮が高くなるので見ることができず、まさにこの時期だからこそ訪れたい場所なんです。付近には目立つ看板などが一切用意されていないので、行くときは周囲をよく見回し、小さな看板を見落とさないようご注意を!

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 こちらの写真は、12月下旬干潮時のハートロックです。空の色を映し、美しい色彩を放っています。もっとハートらしいカタチで写真を撮りたい! という人は、自撮り棒を準備していくといいかもしれません。また、奄美大島に着いたら即、潮見表を確認。干潮時に行かないととんでもないことになってしまうので、必ず干潮時間をチェックするようにしてくださいね。また、岩場がとても滑りやすいので、裸足になれるようタオルを持参するか、ビーチ用の滑らないサンダルを必ず用意していきましょう。ハートロックは、その写真を待ち受けにすれば恋愛成就のお守りに。カップルで訪れればふたりに幸運が訪れるといわれているので、なにをおいても訪れてほしいスポットです。

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わぐりめぐみ
東京生まれ。作家・編集ライター・シナリオライター。るるぶ等旅行雑誌から職歴をスタート。ティーン、ストリート、サブカル、ライフスタイル誌等で幅広く活躍。著書に『そして、ありがとう… 犬と私の12の涙』(日本文芸社)、『B型妻VSA型夫 毎日がグチLove』(笠倉出版社)、共著に『ミニチュアダックスフントの洋服屋さん』(実業乃日本社)等がある。

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