これでツルツル滑らない! 雪道を歩くための心得8つの画像
これでツルツル滑らない! 雪道を歩くための心得8つの画像

 いよいよ冬本番、雪の季節がやってきました。気象庁によると、2016年の冬は暖冬とのことですが、予想が当たるかどうかはそのときになってみないとわからないもの。2014年の「45年ぶりの大雪」がまた降ったりしたら、交通機関にも影響が出るし大変ですよね。とくにあの年は久しぶりの大雪なだけあって、雪道を歩くのに慣れてない人が転倒してケガ人が各地で続出しました。そこで、何事も備えあれば憂いなし! いまから「雪道を安全に歩く方法」を予習しておきませんか?

 場所によって足を滑らせやすいところがあります。それに注意するだけでも危険は回避できるはず。以下に、滑りやすいポイントを紹介しますので、頭に入れておきましょう。

1)歩く速度が変わったとき たとえば横断歩道で、止まっている状態から歩き始めるときなど、歩く速度が変化していく過程はバランスが崩れやすくなります。歩いてる途中で急に歩調を早めたり、緩めたりするときには注意が必要です。 2)横断歩道は慎重に! 雪の日の横断歩道はかなり慎重に歩かなければならない場所。人と車の両方が通過することで路面が踏み固められ、ツルツルしています。とくに気をつけたいのが横断歩道の白線部分。普通の舗装のように水がしみ込まず、そのため薄い氷の膜ができて寒い日にはミニスケートリンク状態です。なるべくなら白線の上は歩かないようにしましょう。 3)踏み固められた場所 バスやタクシーの乗降場所、店舗などの出入り口は人や車の往来によって、硬く踏み固められ滑りやすくなっています。十分に注意を。 4)タイルの上 屋内でも油断は禁物。とくにタイルの上は、靴裏についた雪や水で滑ることがあります。建物に入る前は靴の裏の雪や氷をしっかり落としておきましょう。

 滑りやすいポイントをおさえたら、次は滑らないためのコツ。雪の日には歩き方にちょっと気を配るだけで、格段に転びにくくなります。普段とは違う歩き方のツボをご紹介しましょう。

5)雪道では歩幅は小さく 雪道では歩幅が広いと体の前方に体重がかかり、転びやすくなります。また歩幅を広くすると足を高く上げることにもなって体の揺れも増えます。目安として、自分の足のサイズの半分ぐらいの幅で歩くと、転びにくいといわれています。ペンギンのような小さな歩幅でソロソロ歩きましょう。 6)靴の裏全体を地面につける 普段はキレイな歩き方を意識して、かかとから着地する人が多いですが、雪の日だけはそのスタイルを変えてみて。雪道の場合は、できるだけ足の裏全体を路面につけるように、重心をやや前にかけて歩くといいでしょう。 7)雪道に合った靴を履く スノーブーツや雪道対応のシューズなど、靴底が滑りにくい作りになっているものを選びましょう。雪の日ばかりはパンプスは危険です。仕事などでどうしても履かなくてはいけないときは、現地で履き替えるなどしましょう。撥水性・防水性に優れており、靴の中がいつも温かい保温性の高いものがオススメです。また、いつものブーツに装着できる、滑り止めのアタッチメントや靴裏に貼る滑り止めのクッションも発売されています。 8)時間に余裕を持って行動しよう 時間に余裕を持つことは雪の日のトラブル回避の絶対条件。交通機関も遅延しがちなため、出かけるときは余裕をもって。時間がないと焦ってしまい、事故も多くなります。

 また、万が一転んでしまった際、大きなケガにつながらないよう日々ストレッチなどで体を柔軟にしておくのもいいでしょう。毎日の入浴後にラジオ体操するだけでも効果あり。雪道に限らず、こちらも備えておけばイザというとき受け身が取りやすくなるはずです。注意一秒ケガ一生。ツルツルの雪道でも転びにくい対策は十分にしておきましょう!

本日の新着記事を読む