イケメンで運動神経抜群、若くして成功し、女性にもモテる。北海道日本ハムファイターズから史上最高額の入札金（５１７０万ドル、約４０億円）で大リーグのテキサス・レンジャーズに移籍したダルビッシュ有ほど、欲しい物を手に入れたアスリートはいないだろう。そんなダルビッシュが野球で頭角を現したのは、小学２年生のときだった。このころ、野球で彼と対戦したジャニーズアイドルがいる。それは元ＮＥＷＳで、現在はミュージカル俳優の内博貴だ。当時、ダルビッシュは「ブラックイーグルス」、内は「リトルタイガース」というリトルリーグに所属していた。内がこの頃ダルビッシュに抱いていたイメージは、「しょっちゅうマウンドで泣いてた」や「ショボかった」だという。
結局内は、母の強い薦めによって野球を辞めさせられ、ジャニーズの道へ進む。ダルビッシュは、中学３年生で所属していた「羽曳野ボーイズ」を全国大会ベスト８に、世界大会３位に導くほどの実力を示すまでになっており、そののちの活躍は周知の通りだ。いまや世界有数の名投手・ダルビッシュを「ショボい」扱いしていた内。野球愛か、歪んだ愛情か、はたまた単なる男のジェラシーだったのかは神のみぞ知るだ。
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