まだ歌手デビューこそしていないが、昨年はジャニーズ事務所から多くのユニットが一般メディアにお目見えした。なかでも群を抜いているのは、昼の情報帯番組『ゴゴスマ』(CBC/TBS系)の金曜レギュラーメンバーである、ふぉ~ゆ~。ふぉ~ゆ~は、松崎祐介、越岡裕貴、辰巳雄大、福田悠太の4(FOUR)人組で、名前に「ゆ~」がついていることから、命名・結成された。偶然にも全員、1986年生まれだ。これまでは飽和状態にある東京、大阪ではなく、愛知でテレビ、ラジオにレギュラー出演していたが、「ゴゴスマ」の放映エリアが拡大されたのを境に、じょじょに知名度アップ。主に上がっている舞台は、KinKi Kids・堂本光一の『SHOCK』シリーズだ。
一方、タッキー&翼・滝沢秀明の『滝沢歌舞伎』シリーズを支えているのは、Snow Man(岩本照、深澤辰哉、渡辺翔太、宮舘涼太、佐久間大介、阿部亮平)。昨年夏には、ジャニーズ初のミュージカル海外公演にエントリーされ、メンバーの阿部がジャニーズで初めて気象予報士になったことも大きな話題となった。それまでの「陰の功労者」から表舞台に躍り出て、単独主演ミュージカルも成功させた。
さらにそのSnow Manを脅かす存在になりつつあるのは、高身長ワイルド系のSixTONES(ストーンズ)。ユニット名が決まったばかりの6人組だが、それまで土曜深夜に放映されていたドラマ『私立バカレア高校』のタイトルから、「バカレア」と呼ばれていた。中学生のころ、『スクール革命!』(日本テレビ系)の難関オーディションを突破した髙地優吾、俳優・京本政樹を父に持つ京本大我、元KAT‐TUN・田中聖が実兄の田中樹、小学生のときにジャニーズJr.内のユニット、スノープリンス合唱団のリーダーだった森本慎太郎、松村北斗とジェシーも「ほくジェシ」としてすでに大人気だった。運動神経のみならず、対応力にも長けているため、バラエティ番組でも通用する6人だ。それぞれ、キャリアや年齢などにバラつきはあるが、今後大ブレイク間違いなしのメンバーなので、ジャニーズファンはもちろんイケメン好きならば覚えておいて損はない。