だが、妻と不仲、あるいは単身者だという方もご安心を。実は、興奮するだけでも健康効果はあるという。「イギリスの研究では、45~59歳までの男性を対象に10年間、追跡調査を行ったところ、“興奮”を得る頻度が高い男性ほど死亡率が低いという結果が出ました。最も死亡率が高かったのは“1か月に一度も興奮のないグループ”だったそうです」(前出の記者)

 色っぽいグラビアを眺めるだけでも、長生きにつながるというわけだ。また、西洋には“生娘回生術”なる長寿法まで存在。「旧約聖書の中にある、<衰弱した老人が若い生娘を近くにはべらせたことで若返った>という記述に基づくもののようで、性交渉を持つわけではなく、ただ若い女性と一緒にいるだけでOKという方法です。ローマで150歳まで生きたとされるご長寿男性が女子校の教師をしていたという話も、この説を後押ししています」(前同) 先の泉重千代さんも、「長寿の秘訣は“お酒と女性”と公言しており、インタビューで好きな女性のタイプを聞かれると、“やっぱり年上かのう”と答えたという逸話もあります(笑)」(同) 

 加えて、温泉療法の第一人者でもある植田氏は、健康維持の秘訣として“入浴”を挙げる。「入浴は全身の血液循環を良くし、老廃物の排泄を促進します。さらに、免疫力も高まります。また、ぬるめのお湯は副交感神経を優位にするため、血圧は下がり、心拍数は緩み、心身をリラックスさせる効果があります」(植田氏) おすすめの入浴法は、「お湯は39度前後のぬるめで、心臓に負担のかからない半身浴(みぞおちから下だけ浸る)か浮き身浴(浴槽の縁を枕に浮いた姿勢で浸る)」(前同)だと言う。

「毎日、小一時間は入っています。結婚したての頃、家内が心配してお風呂を覗きに来ました(笑)」(同) 新年を機に、できるところから実践して、100歳を超えても健康なカラダを手に入れましょう!

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