渡辺謙に西城秀樹、大病を克服して見事「カムバック」した芸能人たちの画像
渡辺謙に西城秀樹、大病を克服して見事「カムバック」した芸能人たちの画像

 大病を患った人気芸能人が闘病生活を送っているというニュースを見かけることがあるが、見事、病気に打ち勝ち、芸能界に復帰したという例も少なくない。そこで重病から復帰した人気芸能人をまとめてみた。

●西城秀樹(60)→脳梗塞……1970年代、郷ひろみや野口五郎とともに「新御三家」と呼ばれ、『ヤングマン』など数多くのヒット曲を世に送り出した西城は、2003年に脳梗塞を発症。療養生活を経て復帰を果たした後も、食事や運動に気を配り、2011年には芸能生活40周年を迎えることができた。ところが同年、再び脳梗塞に……。右半身に後遺症が残り、辛いリハビリ生活を余儀なくされる。しかし2014年にはようやくミニライブで歌うことができるまで回復し、2015年には還暦アルバム『心響—KODOU—』をリリース。健在であることを証明した。

●嵐・相葉雅紀(33)→肺気胸……嵐のメンバーで、月9ドラマ『ようこそ、わが家』(フジテレビ系)で主演を務めるなど俳優としても活躍する相葉は、『徹子の部屋』(テレビ朝日系)に出演した際、過去2度にわたって肺気胸を発症したと明かしている。肺気胸とは肺の一部が押しつぶされることで呼吸できなくなる病気で、長身細身の若い男性に発症するケースが多いため「イケメン病」とも言われている。2002年に右肺気胸、2011年に左肺気胸を発症した彼は、一時芸能界引退を考えたというが、見事に克服。現在も発酵食品を多く取ったり、ストレッチで体力をつけるなど、自分なりのやり方で再発防止に取り組んでいるという。

●雨上がり決死隊・宮迫博之(45)→胃がん……『アメトーーク!』(テレビ朝日系)などの司会者として活躍している宮迫は、2012年に早期胃がんのために休養することを発表。胃の3分の2を摘出する手術を行なったが、3週間ほどで退院し、何事もなかったかのように仕事に復帰してみせた。

●渡辺謙(56)→急性骨髄性白血病……1987年にNHK大河ドラマ『独眼竜正宗』で主役を演じて全国的な人気を獲得したものの、1989年、映画『天と地と』の撮影中に急性骨髄性白血病を発症して降板を余儀なくされてしまった。一時は生命も危ぶまれたが、約1年の闘病の末に復帰。しかし発病から5年が経過した1994年に再発してしまう。もっとも、その治療後は順調で、アメリカ映画『ラストサムライ』への出演を機に、本格的にハリウッドへ進出。今やアメリカでもっとも知名度の高い日本人俳優の一人となった。

●サザンオールスターズ・桑田佳祐(59)→食道がん……サザンのボーカル兼リーダーとして長きにわたって活躍してきたが、2010年に食道がんが発覚。ステージ1という早期発見で、他の組織への転移も見られなかったものの、食道の一部を切除して胃につなげるという手術は6時間に及ぶ大変なものだったという。その後はICU(集中治療室)での入院生活を経て、順調に回復。幸い食道手術による発声への影響もなく、無事ステージに戻ってくることができた。

 厳しいリハビリを経て芸能界への復帰を果たした彼ら。その姿は、きっと同じ病に苦しんでいる人たちに大きな勇気を与えていることだろう。

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