2時間ドラマの主役で人気に火がついて、いまや押しも押されもせぬ大俳優に成長したF・Eさんに、彼が20代の頃、インタビューさせていただいた。インタビュー取材の現場は中野駅北口のとある居酒屋。Fさんが“行きつけの店があるからそこにしましょう”ということで、営業時間前の午後を選んで予約してくれたのだ。取材のために、ここまで丁寧に段取りをつけてくれる芸能人は珍しい。

 当日、Fさんは一人でさっそうと現われた。あの人なつっこい笑顔や時折り見せるキリッとした表情は、テレビそのままの魅力を放っていたが、ビックリしたのは全身から放たれる独特のオーラだった。もともと180cmを超える長身の上に脚も長いので、見た目もカッコいいのだが、それに加えて、全身から、どこか人を安心させる“安らぎオーラ”が放射されていて、それが大きな魅力になっていた。

 そんなオーラに包まれると、人は緊張感がほどける。インタビューは気持ちよく進行し、予定の時間を越えて無事終了。そのとき、アタシは思った、「この人にはぜひ出世してほしい」と。そして、Fさんはそのとおりになった。

 さて、1/19~24までG1「全日本王者決定戦」開設62周年記(ボートレース唐津)が行われる。強いボートレーサーはたいてい、独特のオーラを放っているものだ。そんなオーラを誰もが感じるのが、昨年賞金王に輝いた山崎智也選手(群馬)だろう。

 山崎選手は今年最初のG1レースに出場。無事に優勝戦に進出し、幸先のいいスタートを切ってもらいたいものだ。そんな願いを込めて、同開催の優勝候補は山崎智也選手。対抗は、一昨年の賞金王決定戦優勝者の茅原悠紀選手(岡山)とする。

本日の新着記事を読む