スマホが体を太らせる!? 「寝る前スマホ」で肥満になってしまうワケの画像
スマホが体を太らせる!? 「寝る前スマホ」で肥満になってしまうワケの画像

「寝る前の1時間」は1日のうちで最もリラックスでき、疲労を回復するために大切な時間です。世界的な大富豪ビル・ゲイツも寝る1時間前にはスマホなどをいじらず、好きな本を読むそうです。この1時間に「何をするか」が人生の成功を左右するともいわれています。逆に、就寝前の1時間にしてはいけないことがあるのはご存じでしたか? 上にもありますが、それはスマホやタブレットPC、電子機器類を使うことです。

 2014年の春に厚生労働省も公に指摘をしていますが、スマホや携帯電話などの電子機器を就寝前に使うことは寝つきを悪くするだけでなく、朝の寝起きを悪くして身体を夜型化させてしまう結果をもたらしてしまうのだとか。原因のひとつは、規則正しい生活サイクルを送るために活躍する「メラトニン」というホルモンが、スマホなどの液晶画面の光により抑制されてしまうということ。特にスマホに使われているLEDはメラトニンの抑制を助長するとされ、できるだけ浴びないことが必要になるんです。ただ寝不足を起こすだけなら問題なさそうですが、寝不足が続くことで身体の新陳代謝が低下します。寝不足は記憶力や集中力の低下を招くだけでなく、身体が太りやすくなるというのです!

 まず睡眠不足が続くと満腹中枢が正常に働かなくなり、お腹がいっぱいになってもそれを感じにくくなってしまいます。その状態が続くと、身体そのものも疲れやすくなり、食べるだけ食べて運動をしないという悪循環に陥ります。同時に、細胞の再生が行われにくくなり、肌細胞の劣化がすすみ、メイクノリの悪いカサカサ肌になってしまうことも。

 これを改善するための重要ポイントはスマホなどの電子機器をベッドに持ち込まないことに尽きます。良質な睡眠を十分にとることが、脱肥満、そして美しくなるための近道。寝る前スマホは避け、快適な毎日を手に入れましょう。

わぐりめぐみ
東京生まれ。作家・編集ライター・シナリオライター。るるぶ等旅行雑誌から職歴をスタート。ティーン、ストリート、サブカル、ライフスタイル誌等で幅広く活躍。著書に『そして、ありがとう… 犬と私の12の涙』(日本文芸社)、『B型妻VSA型夫 毎日がグチLove』(笠倉出版社)、共著に『ミニチュアダックスフントの洋服屋さん』(実業乃日本社)等がある。

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