小谷の美貌やプロポーションは現役時代と変わっていないが、それは、08年北京五輪シンクロ代表の青木愛(30)も同じ。「『スッキリ!!』(日本テレビ系)や『S☆1』(TBS系)でコメンテーターを務める一方、身長173センチ、B85W60H83というナイスバディを、男性誌の水着グラビアで惜しげもなく披露しています。たまりませんよ」(前出の芸能記者)

 水着姿がまぶしい美女は他にもいる。競泳の寺川綾(31)は、美形スイマーとして10代の頃から注目されていた。「まだ高校生だった01年、世界水泳の番宣CMに起用され、大注目選手となりました」(広告代理店関係者) カメラマンとしても活動するスポーツライターの岡元信一氏は語る。「04年のアテネ五輪後は低迷し、次の北京への切符を逃します。ですが、彼女はそこから名伯楽の平井伯昌コーチの指導を受け、第一線にカムバック。12年のロンドン五輪で2つのメダルを獲得したわけです。あの執念は見事だった」 アテネからロンドンへの8年間で、美少女から成熟した大人の女に成長。「引退した今も、現役時代から変わらずスポーツ用品メーカー・ミズノの社員であり、同社の水着カタログではモデルも務めています」(前出の専門誌記者)

 プールの中だけでなく、ビーチにも“妖精”はいる。五輪出場歴こそないが、浅尾美和(29)は外せない美女アスリートだろう。「ビーチバレーの広告塔としての貢献度も高かったですが、健康的な“アイドル”として、若者への貢献もかなりのものだったと思います」(芸能デスク) 12年、五輪出場を果たせずに引退。翌年に美容師の男性と結婚し、現在は岐阜で暮らす。「現役時代は日に焼けた小麦色の肌が印象的でしたが、昨年11月にテレビ出演した際には、すっかり色白美人に。さらにきれいになったと評判です」(前同)

 浅尾に続くスター候補として、インドアバレーからビーチに転向したのが菅山かおる(37)だ。「インドア時代は、“かおる姫”として猛プッシュされました」(前出の広告代理店関係者) 09年にビーチ転向。水着姿の初披露時は、その美肌ぶりが大注目を集めた。「11年に、同じビーチバレー選手で実業家でもある西村晃一と結婚。今は社長夫人として子育て中です」

 現役時代の記憶も鮮明ながら、その美しさで早くも“伝説”に名を連ねる美女も。体操の田中理恵(28)はロンドン五輪でアイドル的人気を誇った。「恋愛には奔放なようで、写真誌に巨人の坂本勇人とのツーショット写真や、元カレとのキスプリクラが掲載されました。以降、体操協会が田中に対し、キャスターとしての選手への取材にNGを出したという話もあります」(女性誌記者) 小椋久美子との“オグシオ”コンビで愛された潮田玲子(32)は、引退後に女性キャスターが多数所属する芸能プロのセントフォースに所属した。「彼女は女子アナ顔美人。事務所のサイトには小林麻耶&真央姉妹や皆藤愛子らとともに写真が並んでいますが、なんら遜色(そんしょく)がありません」(前出の芸能デスク) 12年にJリーガーの増嶋達也と結婚。昨年秋には第一子を出産した。「今は育休中ですが、ブログでは色っぽさが増した姿を確認できます」(前同)

 こうした美女アスリートたちの源流を、スポーツにも精通する昭和文化研究家のミゾロギ・ダイスケ氏はこう分析する。「70年代の爆発的ボウリングブームを牽引した中山律子(73)は、その象徴です。美女であるとともに、日本人の女子初のパーフェクトを記録した実力者でした」 第一線を退いてからは、ボウリングの普及活動に尽力している。「日本プロボウリング協会の会長を勇退し、今は名誉会長です。70代の今も美しさは変わっていません」(前同)

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