本編よりも舞台裏が面白かった!? 第66回紅白歌合戦「極秘のウラ側」地獄耳レポートの画像
本編よりも舞台裏が面白かった!? 第66回紅白歌合戦「極秘のウラ側」地獄耳レポートの画像

「正直、今回の紅白は厳しかったですね……」と語るのはNHK関係者。昨年の大晦日に放送された国民的番組『NHK紅白歌合戦』。66回目を迎えた今回は、第2部の視聴率が39.2%と40%の大台を割り、2部制が始まった1989年以来、最低の数字となってしまったのだ。

「近年稀に見るヒドさでした。ディズニーキャラやスターウォーズの登場人物を出演させて派手な演出に凝る一方で、それに時間が取られて肝心の歌は短縮版ばかり。口パク歌手も何人もいて、歌番組としての本分を完全に忘れていました。細川たかしが歌っている際は、パンツ一丁のとにかく明るい安村ら芸人をなだれ込ませてました。細川は“なんだ、あれは!?”と呟いてたけど、あれは本気で怒っていましたね」(スポーツ紙音楽担当記者)と散々な言われようで、結果的に低空飛行に終わった今回の紅白。だが、その舞台裏をこっそり覗いてみると、本番よりも興味深い事件が満載だったのだ!

 まずは司会陣から。紅組司会の綾瀬はるか以上に胸で最も注目を集めたのは総合司会で黒柳徹子をサポートした有働由美子アナだ。「背中がパックリ開いた黒のドレスで本番に臨んだ有働アナが前かがみになるたびに、谷間チラリを連発。“あわや!”という瞬間もありましたからね」(女性誌記者)

 それだけではない。今回は赤いアンダーウェアで勝負すると明かしていた彼女だが、「紅白のステージは黒色なんですが、とにかくピカピカに磨かれていて鏡のようになっているんです。だから、舞台上の出演者とスタッフからは丸見え状態。リハのとき、有働アナがステージにしゃがんでいた際、“黒タイツの奥に赤っぽいものが見えていた”という紅白スタッフの証言がありました」(前同)

 そんな有働アナに助けられて総合司会を務めた黒柳だが、「リハのときからヘロヘロだった」(芸能記者)という状態だったそうだ。「移動の際は、常に白組司会の井ノ原快彦に肩を抱えられながら。囲み会見でも、後ろの壁にずっと寄りかかっていて、まともに立てる状態ではなかったんです。会見の最後で、記者から、“4時間半持ちますか?”という質問が出たときは、黒柳さん含め、その場の全員が3秒くらいシーンと凍りつきましたからね。今回は往年の彼女が誇ったマシンガントークもゼロ。むしろ、本番中に黒柳さんの総入れ歯が、パカッと外れないか戦々恐々としていましたよ」(前同)

 ベッキーとの密会で忙しかったのか、初出場の『ゲスの極み乙女。』がさらっと出演を終えた中、ド派手なスペシャルメドレーを披露し、会場を大いに沸かせたのが18年ぶりに紅白のステージに立った『X JAPAN』だった。そのリーダー・YOSHIKIは舞台裏でもド派手だった。「豹柄の衣装で舞台裏に現れたYOSHIKIの周囲には、いかついスーツ姿の男が10人くらい取り巻いており、彼の傍らには金髪の東欧系美女が寄り添っていたんです。物々しい雰囲気を漂わせて向かったのは男子トイレ(笑)。入り口は、男たちと金髪美女が鼠一匹通さない鉄壁ガードをしていましたよ」(写真誌記者)

 48年連続出場を果たした森進一は、今回が紅白卒業の舞台となった。万感の思いで『おふくろさん』を熱唱した森だったが、「森さんは、本当はもっと早くやめたかったそうですよ。“大晦日は休みたい”と常々漏らしていたそう」(芸能プロ関係者) リハの際、出演者、取材陣が最も盛り上がったのは「ミッキーマウスが出てきた瞬間」(スポーツ紙記者)と言われるように目玉に乏しかった今回だが、最も盛り上げたのは小林幸子で間違いないだろう。「ネットの『ニコニコ生放送』とコラボレーションしてネットユーザーがリアルタイムで書き込んだコメントが、実際のテレビで流れる演出をしたんです。生放送で流せないような危険な書き込みや卑猥な言葉などが出ないようにするため、本家のニコニコ動画のスタッフも総動員して対応したんですよ」(前同) そうした手厚いサポートに小林もご満悦。

「水森かおりが小林に負けないド派手衣装で登場して、“小林さんがラスボスで私は中ボス”と言っても、“あ、そう”といった感じで、“眼中にナシ”の様子でしたよ」(同) どうせなら、舞台裏を流したほうが視聴率は良かったのでは!?

本日の新着記事を読む