グロリアスノアが引退。御年10歳の牡馬でした。ラストランとなったのが1月9日の中山オープン「ポルックスS」。結果は15着ブービー。グロリアスノアはこの日なんと2年6か月ぶりの実戦。持病の脚部不安で、長期休養だったのですが、実は休養前にも脚部不安で2年7か月も休養していました。

 ということは、5年余りで1度だけしか走っていないのです。一般的には2年以上も休養となると、オーナーサイドから引退という声が出るものですが、馬主の高野葉子さんは愛馬の走る姿を夢に見て、ひたすら待ち続けていたのです。それに応えようとスタッフも一丸の努力。1頭60キロを背負いながら懸命の走り。ファンの熱い声援が飛びました。

 さて今週は京都で「シルクロードS」です。今年は高松宮記念に直結する豪華な顔ぶれ。1分6秒7の持ちタイムがあるビッグアーサー。京阪杯2着と6ハロン戦は抜群。対するは京阪杯優勝馬サトノルパン。阪神Cでビッグアーサーに先着したダンスディレクター。淀短距離Sを制した目下3連勝中のローレルベローチェ。抜群の手堅さを見せているアースソニック。役者は揃いました。注目はネロ。昨年は12戦もしながら一戦毎に地力アップ。京洛Sで独走。そして前走のラピスラズリSは2番手で折り合い快勝。1分7秒9の時計。恐らく軽ハンデで楽しみ。

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