本田圭佑を超える逸材…U‐23代表・南野拓実「日本代表の次世代エース」の画像
本田圭佑を超える逸材…U‐23代表・南野拓実「日本代表の次世代エース」の画像

 若きサムライたちが世界の舞台を目指し、カタールの地で奮闘している。「サッカー男子のリオデジャネイロ五輪最終予選を兼ねたU-23(23歳以下)アジア選手権が開催中だ。

 出場16か国が、わずか3枚の五輪切符を争う過酷な戦い。日本はグループリーグを首位で突破、8か国が進む一発勝負の決勝トーナメントでの3位以内確保まで、“絶対に負けられない戦い”が続く。「6大会連続の五輪出場を狙うU-23メンバーの中でも、“次世代エース”として期待がかかるのが、オーストリアのザルツブルクに所属する南野拓実です」(スポーツ紙デスク)

 2012年、わずか17歳にして、Jリーグ・セレッソ大阪でプロデビューを果たした南野は、その年のベストヤングプレーヤー賞に選ばれた早熟の天才。「昨年、早くも海を渡り、欧州中堅リーグ首位のチームでは得点を量産。ゴールランキングで5位につけています」(前同) その“点取り屋”としての才能には、日本代表を率いるハリルホジッチ監督も早くから注目。「15年10月に、A代表に19歳で“飛び級”選出されると、イランとの親善試合では短時間ながら、代表初出場も果たしました。あの本田圭佑も06年、A代表に20歳で初招集されましたが、出場機会はなかったわけですから、その期待の大きさはすでに“本田超え”ですよ」(専門誌記者)

 A代表は現在、18年のロシアワールドカップ(W杯)を目指す厳しいアジア予選の真っ只中だが、「南野が得点力不足に悩む日本代表の“救世主”になれる素質は十分」(前同) 事実、U-23では、その片鱗を見せつけている。「南野が不在だった昨年12月のU-23の中東遠征では、イエメン、ウズベキスタンとの親善試合で、ともに0-0の引き分け。ところが、大会直前のシリアとの強化試合では、合流したばかりの南野がいきなりの2得点ですからね。格が違います」(同)

 8月の五輪出場のため、若き日本代表の戦いは続くが、その直後の9月からは、A代表によるロシアW杯の最終予選も控えている。「ロシアW杯のとき、本田は32歳。一方の南野は23歳ですから、ハリルホジッチが未来を見据えて、最終予選で本田を控えに回す可能性だってゼロではありません」(前同) 次世代エースに注目!

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