月9ドラマ『いつ恋』ダダ滑り!?「月曜から疲れる」「暗すぎる」の声の画像
月9ドラマ『いつ恋』ダダ滑り!?「月曜から疲れる」「暗すぎる」の声の画像

 1月25日に第2話が放送された、有村架純(22)と高良健吾(28)が主演の月曜9時放送のドラマ『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(フジテレビ系)。大きな注目を集めてスタートしたものの、早くも視聴率2桁割れの9.6%と苦境に立たされている。

 同ドラマは、民放連ドラ初主演の有村と高良を始め、音楽グループAAAの西島隆弘(29)、森川葵(20)、坂口健太郎(24)ら旬の若手キャストが集結した作品。さらに脚本を25年前の月9ドラマ『東京ラブストーリー』で社会現象を起こした、ヒットメーカー坂元裕二氏(48)が担当するということでも話題となった。しかし話題性とは裏腹に、視聴率は第2話目にして早くも1桁台に突入。月9の原点へ戻り、純粋な恋愛をテーマにした作品ではあるが、視聴者からは「内容が暗すぎる」「重すぎる」などの声が上がっており、なかには「月曜から疲れる」と指摘するコメントもあった。

「最近の月9と言えば初回で“月9史上最低視聴率”をマークした9.8%から、右肩上がりで最終的には平均視聴率10.7%まで持ち直した『恋仲』が印象的です。視聴率をキープできた理由は、ドラマ全編に漂っていた柔らかい雰囲気。三角関係などの中高生の女性をターゲットにした設定が、甘酸っぱい胸キュンドラマとして見事でした」(芸能誌ライター)

 今期放送されている『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』は、視聴者から「登場人物が全員闇を抱えている」といったコメントもあるように、単純な恋愛ではないリアルな東京を描いた社会派な作風。だが前述の『恋仲』のように、これまでの枠のファンからは「週のはじめから暗い気分になりたくない」と敬遠され、それが低視聴率として数字にも現れているようだ。

 このままずるずると視聴率を下げていくのか。それとも月9の常識を変えるヒット作となるのか。今後の展開に注目していきたい。

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