レオ子のぱちんこ堅勝ゼミナール
第32回 勝ちたいならパチンコ攻略誌のココを読め!

 パチンコ初心者必見! パチンコライター・森本レオ子が、誰でもすぐにマネできるパチンコの勝ち方をわかりやすく解説いたします。今回のテーマは、「パチンコ攻略誌の活用法」について!

 パチンコの勝ち方に関する様々な情報が載っている「攻略誌」。コンビニではアダルトコーナーの隣に置かれている、「必勝」「攻略」などと書かれた派手な表紙のパチンコ雑誌のことです。一度でも読んだことがある方ならわかってもらえると思うのですが、アレって初心者の人にはちょっと難しいんですよね パチンコがわからないから、もっと知りたくて読んでいるのに、書かれている内容が理解できなくてチンプンカンプン……。勝ち組へのハードルの高さを痛感し、心が折れた経験はないでしょうか? 

 実は私、ライターになる前は「パチンコ攻略誌」の編集をやっていたんです。つまり、裏方として小難しい攻略誌を作っていたんですよ。だからこそわかるのですが、残念ながら攻略誌のほとんどは初心者をターゲットに作られていません! 初心者にもわかりやすくパチンコを解説するページは設けられてはいますが、ページ数は多くないし、人によってはそれでも不十分に感じられるかもしれません。スラスラ読むためにはある程度の専門知識が必要になってしまいます。

 そもそも、「パチンコ攻略誌」とはどういうものでしょうか? おおまかに言えば、「パチンコで勝つために必要な情報が掲載されている専門誌」ということになるのですが、具体的にどんな情報が掲載されているのかを、まずは説明していきましょう。

 攻略誌と言っても、雑誌によって「色」はもちろん異なります。それでも、だいたいどの雑誌にも必ず掲載されている情報というものがあるんですね。それをざっとご紹介しますと……

◆パチンコ台の基本中の基本となる情報の「基本仕様」
◆大当たり時に獲得できる出玉の「内訳」
◆演出がどれくらいの割合で大当たりにつながるのかを数値化した「演出期待度」
◆実際に新台などをホールで打った時の「実戦データ」
◆ライターやパチプロによる「コラム」
◆付録についている「DVD」

 特に、最後のDVDはここ最近のトレンド。ファッション誌も付録で売上が大きく変わるらしいですが、パチンコ誌もまた、DVDが付いているかどうかで売上に差が出るんですよ。

 演出期待度や実戦データはなんとなくわかるけど、初めて攻略誌を手にした方は「基本仕様」でつまずいてしまうのではないでしょうか。「基本仕様」とは、大当たり確率や確変継続率、その機種のゲーム性など、台に関する基本的な性能のこと。雑誌によって呼び方は異なりますが、「基本データ」「スペック」などと書かれているデータは全て、この「基本仕様」と同じ情報を指しています。

 そして、「内訳」についても基本仕様と並べて掲載されていることがほとんど。「内訳」とは大当たり時に獲得できる出玉数だったり大当たりの種類(確変や通常など)の割合のことで、「振り分け」と言われている場合もありますね。

 例えば『牙狼 魔戒ノ花』の大当たり、「ヘソ入賞時(の大当たり)」なら16ラウンド確変が38%、実質15ラウンド確変が5%、実質13ラウンド確変が10%、実質13ラウンド通常が47%となっていて、「電チュー入賞時(の大当たり)」なら16ラウンド確変が100%。この情報が「内訳」「振り分け」と呼ばれるものです。

内約
大当たりの内訳はこういう円グラフで掲載されることも。大当たりすれば、この確率で抽選されて大当たりの種類が決まる、ということ。
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