SMAP&ベッキー騒動で大幅見直し? テレビ局「春の番組改編」激ヤバ情報の画像
SMAP&ベッキー騒動で大幅見直し? テレビ局「春の番組改編」激ヤバ情報の画像

 2016年の芸能界は年初から揺れに揺れている。「中でも、ベッキーのスキャンダルとSMAP解散騒動は連日、トップニュースで伝えられ、ワイドショーの視聴率は“ストップ高状態”です」(テレビ誌記者) だが実は、これら2つの大事件の陰で、各局は4月の番組改編へ向けて、問題が山積だという。「特に、視聴率低迷が深刻なフジテレビは大混乱。4月に、大きく番組編成を変えることが決まっており、その準備や調整で局内はドタバタです」(放送作家)

 小堺一機の『ごきげんよう』が24年の歴史に終止符が打たれる他、その後の時間帯の昼ドラも、52年の歴史に幕が下ろされることが決まっているが、「各々の枠は現在放送中の『バイキング』を30分延ばし、『直撃LIVEグッディ!』を30分早めて開始する」(前同)ことで対応を図るようだが、打ち切りは他にもあるという。「昨春に金曜から火曜に引っ越しをした『ペケポンプラス』、くりぃむしちゅー・有田哲平が司会の『全力!脱力タイムズ』、有吉弘行の『有吉のニッポン元気プロジェクト おーい、ひろいき村』も3月打ち切りで調整に入っています。特に、他局では好調な有吉の番組を、低視聴率が原因で打ち切らざるをえないフジの病巣は根深いですね」(同)

 日本テレビは、『ネプ&イモトの世界番付』の終了が決まったというが、雲行きが怪しいのは、朝の情報番組『スッキリ!』だ。「昨年3月、上重聡アナの利益供与疑惑が報じられて以来、視聴率は下降線をたどっていて、先日、ついに番組の総合演出の首がすげ替えられたんです。上重の電撃解任も十分にありえます」(制作会社関係者) テレビ朝日では、『ロンドンハーツ』の、火曜から金曜への“異動”が決まっているという。「相変わらず“子どもに見せたくない番組”のトップですし、これで結果が出なれば、半年後には打ち切りでしょうね」(芸能記者)

 そんな改編の最中にベッキー、SMAPと大事件が続けて起きたのだから、各局の現場が混乱をきたすのも無理はない。前出の制作会社関係者は、こう話す。「不貞疑惑のベッキーに対する苦情が殺到し、スタジオのベッキーをなるべく映さないようにと、各局は収録済み映像の再編集を余儀なくされました」 1月21日発売の『週刊文春』では、謝罪会見の前日に相手とやりとりした<センテンススプリング!(注・文春の直訳と思われる)>と反省ゼロのLINEをバラされてしまった。「正直言って、番組スポンサーに“切って”と言われれば守り切れない。ただ、辞めさせたとなると、今度は局のイメージが悪くなるので、ベッキーに、“自主的に休養”してもらえるように……という話が出ています」(キー局関係者) その後、28日に所属事務所はテレビ各局にベッキーの休業を申し入れた。

 解散問題で揺れるSMAPは18日放送の『SMAP×SMAP』(フジ系)の冒頭で、5人揃って今回の騒動について謝罪し、分裂を回避した格好だ。テレビ局関係者からは、「それまでの数日は“解散だ”“いや回避だ”と、情報が刻一刻と変わるため、そのたびに関係部署のスタッフは対応を迫られ、目が回るようでした」という恨み節が聞こえてくるのだが、一度は退社を決めていた、木村拓哉以外の4人は、なぜ一転して残留を決めたのか。

「国会でも話題になるほどの多大な影響力に、メンバーたちが“簡単には解散できない”と恐れをなしたことも一因でしょうね。また、特にドラマやバラエティなど、彼らへの依存度が高いフジを中心に、“SMAPで飯を食っている人間”からの、悲痛な要請があったといわれています」(前出の芸能記者)

 そんな中、ギリギリまでジャニーズ残留を拒んだのが中居正広だったという。「大手プロへの移籍が一人内定していたともいわれており、“一人になっても辞めてやる”と息巻いていたようです。そうなれば、『ザ!世界仰天ニュース』(日テレ)は、ともに司会を務める笑福亭鶴瓶への“遠慮”から続投が濃厚ですが、それ以外の番組は、ジャニーズ事務所への配慮から、すべて打ち切るという流れで、各局は調整を進めていたそうです」(芸能プロ関係者)

 最悪の事態は避けられたと、関係スタッフは胸を撫で下ろしているというが、芸能評論家の三杉武氏は、「まだ予断は許しません」と、こう続ける。「謝罪放送を見ても、全員が納得しての分裂回避ではなかったことがアリアリ。事実、メンバーの口から、“解散しない”という言葉があったわけでもなく、現場には不穏な空気が漂っていたそうです」 改編まで、あと2か月。どうやら、まだまだ大きな動きがありそうだ……。

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