「えっ! まさか本当か!?」場内に、ため息が漏れました。

 先日の重賞「東海S」で、1番人気に推されたロワジャルダン。みやこSを快勝、チャンピオンズCは人気のコパノリッキーや、ホッコータルマエに先着し、当然、実績から東海Sは断トツの人気。ところが、この日騎乗を予定していた浜中騎手が、不運にも1レースで落馬。これは一大事。ロワジャルダンは誰が騎乗するのか?

 そこで、ピンチヒッターとして選ばれたのが横山和生騎手。彼は今年まだ未勝利。昨年は14勝で61位。重賞未勝利の横山騎手には相当なプレッシャーでしょう。結果は5馬身半離された3着。窮屈なインに入り、悔しい一戦でした。改めて「馬七、人三」とは良く言えています。

 さて、東京で「東京新聞杯」。マイル戦の争いです。香港マイルCで見せ場を作った大器・ダノンプラチナ。目下3連勝と急上昇中のダッシングブレイズと、同じく連勝中のダイワリベラル。強烈な破壊力を持つトーセンスターダム、そしてグランシルク。末脚勝負ならエキストラエンド、サトノギャラントも不気味です。

 最大のポイントは、これといった強力な逃げ馬が不在なこと。かなり遅い流れになると推察されます。そこで注目はテイエムタイホー。前走の京都金杯で2着。自在に対応できる器用さが魅力。着実に本格化。楽しみです。

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