1月9日からスタートした、桐山漣(31)主演のドラマ『傘をもたない蟻たちは』(フジテレビ系)が30日に最終話を迎えた。NEWS・加藤シゲアキ(28)による小説が原作ということもあり、ジャニーズファンのあいだで話題を呼んでいたドラマだったが、主役を務めた桐山蓮に対して視聴者から高い評価があがり、「漣くんもっと見たかったぁ~!」「最終話見て、泣いた」「少しブラックな内容でゾワゾワした。桐山くんの演技がよかった」など、放送終了を惜しむ声が相次いでいる。
加藤シゲアキの処女短編小説集『傘をもたない蟻たちは』から3作品を抜き出してオムニバスとして紡ぎ上げた同ドラマ。桐山は売れないSF作家という役どころだったが、サスペンスチックであったりBLチックであったり各話ごとにテイストが違いながらも、毎週のように周囲に振り回される主人公を見事に演じた。その桐山の姿に没入していった視聴者も多かったようで、最終回を迎えた1月30日にはSNSを中心に「メガネの蓮くんが来週からみれないのか」「蓮ロスになりそう」とのコメントがあがった。
2009年、菅田将暉(22)とW主演を務めた『仮面ライダーW』(テレビ朝日系)で注目を集めた桐山漣は、2015年には映画『呪怨-ザ・ファイナル-』や、NHKの時代劇『まんまこと~麻之助裁定帳~』にも出演し、若い世代だけでなく幅広い年代の女性からも注目されている。
「養成所で俳優になるためのレッスンを受けていたときには、多いときで3つもアルバイトをかけ持ちしていたというがんばり屋さんです。大好きな仮面ライダーに出演することを目指して、オーディションも積極的に受けていたこともあり、『仮面ライダーW』のキャストトークでも男泣き。変身ポーズを決めるときには、桐山が発案したものが採用されるなど、ライダー愛を現場でも発揮していましたよ」(芸能誌ライター)
2月2日で「31歳」の誕生日を迎えた桐山漣。これからどんな「大人の役者」になっていくのか、ファンならずとも目が離せない存在だ。