運動ニガテ女子のダイエットにぴったり!「スロージョギング」で無理せずカロリー消費の画像
運動ニガテ女子のダイエットにぴったり!「スロージョギング」で無理せずカロリー消費の画像

 手っ取り早く痩せるには、やはり走るのが一番! なのですが、これまで運動経験のない人や体力のない女子にとっては、ジョギングやランニングはかなり辛いものです。ダイエットのために頑張ってはみたものの、急に始めたら膝や腰が痛くなって断念……なんて経験のある人も多いのでは? そんなアナタには「スロージョギング」がオススメ!

 スロージョギングとはその名の通り、ゆっくり走ることです。ぶらぶら歩きのスピードがおよそ時速4キロだとすると、通勤時の徒歩なら5キロ、さっさと歩くと時速6キロぐらいでしょうか。スロージョギングは、この歩くペースの時速4~5キロを目安にジョギングします。するとジョギングよりも体に負担がかからず、ウォーキングの約2倍のカロリーが消費できるという、すばらしい効果があるのです。基本のポイントは以下の5つです。

1)「歩く速さ」でゆっくり走る!
 先ほど説明した通り、時速4~5キロの、笑顔を保てるぐらいの速さで走りましょう。このペースは疲労物質、乳酸が溜まり始めるギリギリのスピード。よって息もあがらず、長い時間運動できるというわけです。

2)足の指の付け根で着地する!
 通常人は歩くときに、かかとから着地して、指の付け根で蹴り出しています。ランニングでも、かかとで着地する走法と足の指の付け根で着地する走法とがありますが、スロージョギングの場合は足の指の付け根で着地することをオススメします。これだと、かかと着地に比べて衝撃が3分の1ほどになり、ケガをしにくいというメリットがあるのです。なお、腕振りは特に意識しなくて大丈夫。ひじをおよそ90度に曲げ、肩の力を抜いて前後に軽く振る感じでOKです。

3)アゴは上げて目線は遠くに!
 学生時代「走るときはアゴをひいて」と教えられたのに……と驚かれる方もいるかもしれません。ですが、スロージョギングではアゴを上げて走ることを推奨しています。アゴを上げると、背中が自然とそり気味になり、足が引き上げやすくなるからです。アゴを上げれば目線は必然的に遠方に向きます。景色を楽しみながら走れるのもスロージョギングのメリットの一つですね。

4)口を開けて、呼吸は自然のままに!
 スロージョギングは呼吸をコントロールする必要はありません。歩くときと同様、呼吸は口を開いて、自然にまかせてください。

5)1日の目標はトータル30~60分
 自分のペースがわかったら1日トータル30~60分のスロージョギングを目標としてください。時速4キロだと、30分で2キロ。時間がないときは小分けにしてもかまいません。朝の通勤時に10分、ランチのお店までの往復に10分、帰宅時に10分走れば目標達成ですね。

 ダイエットだけではなく、脳の活性化や高血圧の予防、血糖値を下げる効果もあるということで、実はすでに高齢者の間ではブームになっているスロージョギング。年末年始の食べ過ぎが尾を引いているアナタも、気軽に始めてみませんか? 春になる頃にはスッキリボディを手に入れられるかもしれませんよ。

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