高橋ひとみ「愛を育む時間がもったいないのでサクッと結婚しました!」ズバリ本音で美女トークの画像
高橋ひとみ「愛を育む時間がもったいないのでサクッと結婚しました!」ズバリ本音で美女トークの画像

 あの寺山修司の秘蔵っ子・高橋ひとみさんが3年前にスピード婚。その経緯から夫婦生活、酒席での伝説、そして最新ドラマの逸話まで語っていただいた。昨年から南アフリカ観光大使を務めるクールビューティの素顔とは?

――2月5日スタートの連ドラ『スミカスミレ~45歳若返った女~』(テレビ朝日系)に出演中ですが、どんな内容&役柄なんでしょうか?

高橋:松坂慶子さん扮する65歳の女性・澄が、桐谷美玲さん扮する20歳の女子大生・すみれに若返って、青春をやり直す……というファンタジーものです。私が演じるのは、主人公の隣に住んでいる噂話好きのおばちゃんです(笑)。

――おばちゃんですか?

高橋:55歳の女性。服装はオシャレなんだけど、いかにも“おばちゃん”って感じです。テンションが高くて、クレーマーみたいなところがあるんですけど、及川光博さん扮する謎の男・黎(れい)にアゴをクイって持ち上げられただけでフニャフニャ……ってなっちゃうの。そこでのメリハリをうまく表現できたらいいなって。

――サブタイトルは“45歳若返った女”ということですが、高橋さんだったら何歳に若返りたいですか?

高橋:あのときは嫌だ、このときも嫌だ……って考えたら、今が一番幸せってことになるんですかね。若くはなってみたいけど、同じ経験はしたくないな~。

――なるほど。

高橋:今の脳のままで、中学生に戻れたらいいんですけど、脳まで中学生に戻るのは嫌ですね~。

――では、脳や記憶は今のままで、中学生に戻れたら何をしたいですか?

高橋:やっぱり、勉強をちゃんとやりたいです(笑)。特に、英語。当時、ちゃんとやらなくて、今も後悔しているくらいなんです。

――そんな後悔が……。でも中学生になったら、ご主人はどうするんです? 2013年に結婚した……。

高橋:知り合って2か月、おつきあいしてから2週間のスピード婚でした!

――結婚に至るまで、早過ぎやしません?

高橋:ふふふ。でも、それまで一度も結婚したいって思わなかったんです。相手に叱られることが多くて、結婚したら、もっと叱られるんだろうな……って考えたら嫌だなって。

――叱られるから嫌だ……なんて、失礼ですが、子どもみたいですよ。

高橋:母が厳しくて、小さいときからホントに叱られることが多かったんです。だから、優しい穏やかな人が理想だったんですね。

――以前、おつきあいされていた方は、厳しい方ばかりだった……!?

高橋:そう。みんな、私より年下でしたけどね。

――えっ、年下!?

高橋:年下の方としか、おつきあいしたことがなかったんです。しかも、自分からアタックというのは1回しかなくて、そこまで言ってくれるなら、つきあってみようかなって……。

――押しに弱いタイプですね(笑)。まさか結婚も?

高橋:仕事もあるし、仲間もいるから寂しいと思ったことがなかったんですね。でも、知人に“結婚は修行だ”って言われて、現世で修行しないと、死んでから大変になるなって思って。だから、1回ぐらい結婚したほうがいいかなって思ってたんですね。

――ええ~?

高橋:そんなときに知人が誕生日会を開いてくださったんです。50歳以上の独身限定の会だったんですが、その中に彼がいたんです。

――ご主人は、2歳年下の外資系会社に務める一般の方ですよね。

高橋:そのうち、おつきあいが始まって、“なんか愛を育む時間がもったいないな”と思ったので、サクッと結婚しました(笑)。

――サクッとですか?

高橋:“結婚してから、恋愛すればいいじゃない”っておっしゃる方がいて“あっ、そうだな”って。母を安心させたいって気持ちもありましたし。もちろん、誰でもいいってわけじゃなかったんですよ。一応、調べたりして……。

――調べた……って、興信所とか使ったんですか?

高橋:違いますよ~。“借金はない?”って質問したぐらいです(笑)。

――お二人とも初婚だったんですよね。

高橋:そうなんです。でも……50過ぎまで自由にやってきた2人が結婚すると、いろいろありますね~。

――いろいろとは?

高橋:我慢しなきゃいけないこととか。夫婦で100我慢しなきゃいけないことがあったら、主人に99我慢してもらって、私も一つぐらい我慢するとか。

――不公平ですね(笑)。

高橋:主人に“その髪型、変えたほうがいいし、色も変えたほうがいいよ”って言うと、次の日にはちゃんと直っているんです。すごく素直な人なんですよ。

――ご主人が従順なのは、高橋さんが2つ年上ということもあるんですか?

高橋:どうかな~。中身は彼のほうが大人ですよ。なのに、なんでだろう(笑)。でも、独身のときは我慢しなくてよかったのに、結婚したら我慢しなきゃいけないって嫌じゃないですか。

――まあ、そうですが。

高橋:でも、それこそが結婚が修行たる所以じゃないかと思うんですよ。

――……ちなみに、結婚して変わったことは?

高橋:名前が変わったこと(笑)。彼はお婿に行ってもいいよって言ってくれたんだけど、私はお嫁に行ってみたかったんです。でも、現実は書類とかの書き換えが面倒くさかったですね。

――それは、誰もが感じることですよ。

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