日本人が習う英語は主にアメリカ英語。イギリス英語とは、いろいろな違いがあります。まず単語が違います。たとえばアメリカ英語のオータム(秋)、ムービー(映画)、エレベーターは、イギリス英語でフォール、フィルム、リフト。ファーストフロアはアメリカでは1階、イギリスでは2階の意味です。
単語以外の発音、スペル、文法などにも差がありますから、日本で英語に自信がある人でも、イギリスに行くと戸惑うことがありそうです。イギリス英語といえば、クイーンズイングリッシュを連想する人も多いでしょう。ロイヤルファミリーが公式の場所で使うような、上品できれいな発音の英語。公共放送のBBCで使われたことから、BBCイングリッシュともいわれます。
しかし実際のイギリス社会では、こうした英語を聞く機会はほとんどなく、きちんと話せる人も激減しているそうです。現在のイギリス人で、クイーンズイングリッシュを話せるのは何%ぐらいといわれている?
(1)3%
(2)9%
(3)15%
答え:(1)
出題:浜川卓也