菊池桃子、菊川怜、壇蜜…大物芸能人夏のW選挙出馬情報の画像
菊池桃子、菊川怜、壇蜜…大物芸能人夏のW選挙出馬情報の画像

 今年の夏に実現の可能性が出てきた衆参ダブル選挙を前に、早くも水面下で“タレント議員”の候補者選びが活発化している――。「12月初旬、安倍首相は夏の参議院選挙に合わせて衆議院解散に踏み切る考えを否定しましたが、衆参ダブル選挙の可能性は十分ありうる。夏の選挙の結果次第では国民の今後の生活が大きく左右されます」(全国紙政治部記者)

 主な争点を挙げただけでも、原発問題、沖縄基地移転、消費税再増税、さらには憲法改正問題もあり、安倍政権には問題が山積。「なんとしても圧勝したい安倍政権にとって、大物芸能人の出馬は知名度を最大限に活かし、支持を得られやすく、立候補する党の“客寄せパンダ”としては最適です」(永田町関係者)

 また、2015年6月に改正公職選挙法が成立したことにより、今夏の選挙から、選挙権年齢を現在の20歳以上から18歳以上に引き下げられる。「新たに約240万人が有権者になるが、この世代をどう取り込めるのかも政局のカギを握る」(前同)

 そうした状況を背景に各党が蠢く中、いくつかの仰天情報が挙がってきた。「最注目は壇蜜(35)です。安保強行で批判された自民党は、それを少しでもかわそうと、昨夏、自衛隊の“リクルート隊長”に彼女を任命し、テレビCMや自衛隊公式サイトでの体験入隊などで協力してもらった縁があります。本人も、文化人路線へのシフトチェンジを狙っているだけに、思惑は一致しています」(夕刊紙記者)

 女性が活躍できる社会を標榜する自民党だけに、女性芸能人へのラブコールは他にも数多く聞こえてくる。「安倍首相肝いりの1億総活躍国民会議のメンバーに選ばれた菊池桃子(47)は現時点ですでに“当確”です。他にも、滝川クリステル(38)や菊川怜(37)にも秋波を送っているのは間違いありません」(前同)

 “オ・モ・テ・ナ・シ”で知られる滝川は、2020年の東京オリンピック誘致運動時から自民党と太いパイプがある。一方の菊川は現在、『情報プレゼンター とくダネ!』(フジテレビ系)のキャスターを務めているが、番組の3月打ち切り説もあがる中、先を見据えた身の振り方を考えているとも噂される。さらに、安倍首相と太いパイプのある渡邉恒雄・読売新聞グループ本社会長のラインから、前巨人軍監督の原辰徳氏(57)の名までもが挙がっている。同じ巨人軍OBの堀内恒夫氏が自民党参議院議員になっていますから、“読売枠”での出馬は原さんで決まりでしょう」(前出の夕刊紙記者)

 そんなイケイケ路線の自民党の戦略の前に、対する野党も黙ってない。「タリーズジャパンの創業者で日本を元気にする会の松田公太代表は12月、『五体不満足』の著者で作家の乙武洋匡氏(39)に出馬を打診したことを明らかにしました」(前出の芸能記者) 乙武氏は東京都教育委員を務めていたが、昨年末の任期途中で辞職している。「どの党から立候補するかは流動的ですが、出馬自体は堅いでしょうね」(前同)

 安保法案反対デモに参加した芸能人にも白羽の矢が立ち、まさかの名前も浮上。「“戦争は文化じゃない”とデモで演説した石田純一(61)や、学生団体・SEALDsと熱心な草の根運動を展開してきた坂本龍一(63)の名も取り沙汰されています」(民放局政治部記者)——熱い夏の選挙戦の火ぶたは、すでに切られているのだ!

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