99年はエムアイブランで2着。00年はゴールドティアラで2着。01年はトゥザヴィクトリーで3着。そして、02年もトゥザヴィクトリーで4着。それぞれ優勝したメイセイオペラ、ウイングアロー、ノボトゥルー、アグネスデジタルにあと一歩及ばずのレースが続いていただけに、このときの喜びは、2倍にも3倍にも感じられました。今年、このレースで僕のパートナーを務めてくれるのは、14年、15年の優勝馬であり、昨年、最優秀ダートホースに選ばれたコパノリッキーです。「前2走の負けが……」「先行馬が揃っているからなぁ」という杞憂の声もあるそうです。事実、その通りでしょう。言い訳はしません。

 でも、ゴールドアリュールも同じような状況でした。前々走「ジャパンCダート」が5着。そして、逃げ馬が揃っていました。違うのは、ゴールドアリュールが明け4歳で、コパノリッキーは6歳になったことでしょうか。でも前向きに考えれば、それだけ経験値があるということでもあります。優勝するチャンスは、出走する全馬にありますが、3連覇は彼だけに与えられたもの。ニュースターの誕生を心待ちにしている人たちには申し訳ありませんが、経験値の差で、今年もコパノリッキーとともに、優勝を狙います。

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