KinKi Kids堂本剛が母子手帳まで手がける!? ケタ違いの「地元・奈良愛」がすごすぎるの画像
KinKi Kids堂本剛が母子手帳まで手がける!? ケタ違いの「地元・奈良愛」がすごすぎるの画像

 今年はKinKi Kidsデビュー20周年目突入イヤーにあたる。2016年は、堂本剛と堂本光一それぞれの個人活動ではなく、ふたりのメモリアルイベントが増える1年となりそうだ。そんなKinKi、かねてからファンの間で強すぎる剛の郷土愛が話題となっている。ふるさとの古都・奈良への思い入れとこだわりは、並ではない。

 剛のソロ4枚目のシングル『縁を結いて』(11年4月6日リリース)のミュージックビデオ撮影場所は、奈良の天河神社だ。同神社がある吉野は、剛が幼い頃に父とよく行った場所で、父の出身地でもある。30歳を超えてから、大好きな母とこの地を訪れた際、母があまりの美しさにボロボロ涙を流す姿を見て、曲の歌詞が生まれ、メロディが浮かんだという。

 剛が作詞・作曲した同曲は、12年から近鉄電車の発車メロディに使用されている。剛本人が監修を務めたこともあり、来年3月までの使用延長が決定。多大な貢献から、奈良を世界にPRする奈良観光特別大使も務めている。こちらも、当初の任期3年から延期を重ね、16年で8年目に突入している。

 さらにすごいのは、07年から奈良で開催されている「奈良まほろばソムリエ検定」(通称・奈良検定)のテストで1級の最後(100問目)に剛が問題として「出題」されている点だ。その問題というのは、「タレントの堂本剛さんが2008年に就いた奈良をPRする役の称号は?」というもの。これまでには「近鉄特急の発車時に使われている楽曲は?」という、奈良県民なら誰でも知っている問題が出たこともある。

 12年には、県内の大和西大寺駅近くに期間限定のライブハウス「shamanippon ship」を建設(現在は近鉄西大寺運動場に戻っている)し、奈良の地域活性に努めた。自身がライブを実施するだけのために常設小屋を地方に立てたジャニーズアイドルは、いまのところ剛が最初で最後だ。また、奈良の母子手帳デザインも手掛け、今春、奈良100年会館で開催された成人式には、シークレットビデオメッセージを寄せている。剛の限りない奈良愛、もはや右に並ぶものはいないのではないだろうか。

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