風邪にもインフルエンザにも効果アリ!!「マヌカハニー」の効能がスゴイの画像
風邪にもインフルエンザにも効果アリ!!「マヌカハニー」の効能がスゴイの画像

 空気が乾燥していて喉が痛い、これは風邪をひく前兆では? と思った時にハチミツを舐める、あるいはお湯に溶かして飲んでいるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。栄養補給や細菌の繁殖力を抑える民間療法として「風邪の前にはハチミツ」と古くから言い伝えられてきました。そんなハチミツの中でも最近デパートや高級スーパー、ドラッグストアなどで見かけるようになった「マヌカハニー」はご存じですか?

 マヌカハニーはニュージーランドに自生するマヌカの木から採れる稀少なハチミツで、先住民の間では薬として用いられていたようです。重宝されてきたその効能ですが、ここでは危険と言われている説も交えてご紹介いたします。

●ピロリ菌への殺菌作用
海外の研究でピロリ菌の繁殖を抑え、殺菌力を発揮するという結果が報告されたそうです。ピロリ菌保菌者に多い十二指腸潰瘍を予防する効果や、さまざまな要因に繋がるリスクを低減する期待ができるということですね。

●抗炎症作用
ハチミツ自体がもっている抗炎症作用に併せて、強い抗菌作用で口内炎の緩和や歯肉炎の緩和、オーラルケアに効果的と言われています。

●インフルエンザにも効果
ウイルスは菌ではありませんので、抗菌作用という点では効果はない……はずでしたが、2014年に抗ウイルス作用が報告されました。また腸内環境も整え、感染のリスクを減らすことができると期待されています。

●マヌカハニーに危険性はない?
有効成分に「メチルグリオキサール」というものがあるのですが、これが癌化や糖尿病の進行に作用するのではないかといわれています。糖尿病患者の血中にメチルグリオキサールが高い値で見られたため危険視されているのですが、食品によって摂取されるメチルグリオキサールは吸収されないという研究報告もあるそうです。歯周病の悪化とピロリ菌が結果的に糖尿病に悪影響を及ぼすという説もありますので、歯周病やピロリ菌感染を予防すれば糖尿病のリスクを減らすという論調もあります。マヌカハニーの抗菌物質は、「MGO」=メチルグリオキサールによるものだということもわかっているので、過剰に摂り過ぎなければ健康を害することはないのかもしれません。

 今後のさらなる研究が期待されるマヌカハニー。「MGO」の含有値が高いほど抗菌効果も高いため、値段も高くなります。興味がある方は比較的お求めやすいものから手を出してみるのもいいかもしれません。最後に注意として、どのハチミツとも同じでボツリヌス菌が含まれている場合がありますので1歳未満の乳児には与えないでください。抵抗力がまだ備わっていない乳児に与えると「乳児ボツリヌス症」を引き起こす恐れがあります。

 自身の感想ですが、味は思っていたほどの甘さではなく粘度が高くてゆっくりと溶けていく感じです。ほどほどに摂取して、これからのシーズンを乗り越えたいと思います!

長谷川正和
86年、神奈川県生まれ。男性のハンドモデルとしてコマーシャルから広告、再現VTR等に出演。物心ついた頃からお腹が弱いため、身体の「中身」のスキンケアも徹底している。

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