嵐・相葉雅紀「アイドルらしからぬ」昔から変わらない性格とはの画像
嵐・相葉雅紀「アイドルらしからぬ」昔から変わらない性格とはの画像

 嵐・二宮和也が「あの子はほんとに変わらない」と証言するほど、裏表がなく天真爛漫なのが、同じく嵐の相葉雅紀だ。両親ともに実家の千葉県内で中国料理店を営んでおり、幼いころから年中無休で働く父の後ろ姿を見てきた。一方で、小・中学校時代、バスケットボールに夢中になる。運動神経と反射神経のよさは、おそらくこのころに培われたのだろう。

 そんな相葉の一番の自慢は、ジャニーズJr.時代、往年のNBA名選手のマジック・ジョンソンとバスケでプレイしたことだ。のみならず、収録後には、M・ジョンソン本人からユニフォームをもらった。当然、いまも宝物のひとつだ。

 そもそも相葉がジャニーズ入りしたきっかけも、バスケである。メンバーが「変わった子なのよ」「ちょっと特殊なんすよ」と声をそろえる相葉は、元来、歌にも踊りにも興味がなく、芸能界に入りたいなんて微塵も思わなかったという。ところが、テレビ東京系『愛ラブSMAP』でSMAPがバスケの3on3(スリーオンスリー)をやっている姿を見て、「俺もテレビでバスケがしたい!」と思い、ジャニーズ事務所に履歴書を送った。中学生の相葉は、アイドルになればバスケが思う存分できると思ったのだ。

 数日後、「オーディションに来てください」という連絡が入り、喜び勇んで出撃した。当然特技のバスケを披露させられると思い、バスケットボールを持参して千葉から東京の六本木に出向いた。結果的に、その無垢さが加点ポイントに繋がった。……のかは定かでないが、見事に合格する。アイドル然とした立ち居振る舞いを見せなかった相葉は、当時からピュアな中に光り輝くものがあったのだろう。

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