お笑い芸人の厚切りジェイソン(29)が、2月24日に自身のツイッターで「匿名で意味のない暴言を吐いている時間が変わりに自分の成長にかけていたらどんな凄い人になっているのだろうか」と、SNSなどを匿名で利用するネットユーザーを批判した。
匿名で意味のない暴言を吐いている時間が変わりに自分の成長にかけていたらどんな凄い人になっているのだろうか
— 厚切りジェイソン@書籍発売 (@atsugirijason) 2016年2月24日
この発言には匿名掲示板だけでなく、ツイッターユーザーからも多くの批判コメントが殺到し、「匿名で自分の意見が言える場所があって助かってる。正論やきれいごとだけじゃやってけない」「ご意見番キャラは食傷気味」「この人頭いいし、こういう手法で注目集めてるんでしょ」と、厳しい意見が集まっている。
「最近、厚切りジェイソンさんは“ご意見番キャラ”としてバラエティ番組などで重宝されているようですが、SNSでは日本のネットユーザーのあり方を問うような呟きが目立つこともあり、あまり歓迎されていないようです。先日も『日本では「異なる意見=相手嫌い」という勘違いが残念』といった厚切りさんの呟きが大量リツイートされましたが、『日本』や『日本人』を一括りにして、こうだと決めつけてしまうクセは炎上の原因となりがちです」(ITジャーナリスト)
2月15日に放送された『ビートたけしのTVタックル』(テレビ朝日系)に出演した際も、寿司職人の師弟制度について否定し、肯定派だったビートたけし(69)と、意見の違いで対立した場面があった。同放送では、厚切りジェイソンが「魚の良し悪しなんか、インターネットで調べればいいでしょ?」などと発言したため、番組放送後にツイッターで一般人と討論を繰り広げた。
日本人では気づきにくい視点で日本を分析する厚切りジェイソンだが、それゆえに日本人にとっては耳が痛いこともある?