2月29日放送の『しゃべくり007』(日本テレビ系)に若槻千夏(31)が出演。現在、テレビで活躍するおバカタレントを、上田晋也(45)らを相手に、冷静に分析する場面が見られた。
若槻は冒頭に「休み中にテレビを見すぎて自分を見失ってしまった人」として紹介されたが、なんとテレビを1日に6時間以上も見ているのだという。そんな彼女に上田が現在のタレント事情について意見を聞いたところ、自分がそうだっただけにおバカタレントが気になるらしく、彼らに対し、驚くほど冷静な分析を披露した。
若槻はまず、ぺこちゃん(20)とりゅうちぇる(20)を、今までになかった「おバカのセット売り」として高評価。また、オネエっぽいところが「親しみがある」と解説し、上田らを感心させていた。また平愛梨(31)は、いわゆる「育ちのいいおバカ」と解説。若槻は「悪口を言いたいわけではない」と前置きしたうえで、「家族に恵まれているじゃないですか。家族愛がすごいから、バカな話しても皆が許せる」と評した。そして、さらに若槻のおバカ分析は続く。次はダレノガレ明美(25)を「バカの扉を開けるか開けないか迷っているおバカ」と分析。『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)に出演している時はおバカキャラなのにもかかわらず、他の番組ではモデルとして振舞っているのが、その理由だと説明した。
また「便乗バカ」として、菊地亜美(25)と手島優(33)の名を挙げた。これはおバカではないアイドルとしてやっていたのに、おバカタレントが売れそうだからとバカのふりをしていると、これまた冷静な評価を披露し、出演者たちは頷くばかり。そして最後に、自分と同じく「扉を開けたビジネスおバカ」として名前を挙げたのが、鈴木奈々(27)。「おバカに徹すると決意している」と高く評価し、これらビジネスおバカの特徴として「スタジオでよく動くため、邪魔にならないようアクセサリー類を着けなくなる」と解説していた。
「元祖おバカタレントではありますが、頭の回転が早いと評判の若槻らしい鋭い分析ですね。いつもは茶々を入れまくるしゃべくり007のメンバーですが、この日ばかりはおとなしく若槻の話を聞いていました。おバカタレントとしての復活を狙っている若槻ですが、コメンテーターやMCアシスタントとしての仕事も今後は増えそうですね」(民放局ディレクター)
この日の若槻の発言はTwitterでも話題になり「変わらぬトーク力と分析力、瞬発的な臨機応変対応で問題なく復帰できそう」や、「トーク力抜群過ぎwしゃべくりメンバーをアレだけ喋らせないのは凄い。今年、再ブレイク間違いないね」と、賞賛するつぶやきが多く見られた。どうやら再ブレイクは近いかもしれない。