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 2012年7月1日、平塚競輪場で48年ぶりに女子競輪が復活開催された。その記念すべき日に小林莉子選手(東京)はデビュー(2着)したが、その2日後、ガールズケイリン最初の決勝戦で見事に優勝し、競輪界の歴史に名を残した。

 華々しいスタートを切った小林選手だが、元々はソフトボールの選手だった。小学3年時にソフトボールを始め、東海大学菅生高校では全国大会でベスト8まで進むが、実業団に進むことができず、それをきっかけにガールズケイリンの道へと進んだ。

 ガールスケイリン最初の優勝者となったことは冒頭で述べたが、同年のガールズグランプリでも初代優勝者となり、ガールズケイリンのスター選手となった。

 昨年末のガールズグランプリ決勝(京王閣競輪場)で3着に健闘するなど、近況も好調。直近の成績は2連対率約7割、3連対率9割という高い水準を保っている。近々の出場予定は、松戸競輪場で開催される「第2回DMM競輪杯」(3月3日~5日)。7割は連対する小林莉子選手の闘志を現場で確認したい!

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