カトパンは別格!? フジの「パン」シリーズ女子アナたちの栄枯盛衰の画像
カトパンは別格!? フジの「パン」シリーズ女子アナたちの栄枯盛衰の画像

 カトパンの愛称で人気のフジテレビ・加藤綾子アナ(30)が4月末でフリーに転向する。カトパンは2008年に入社して以来、『めざましテレビ』や『ホンマでっか!? TV』など多くの番組MCを任されたフジのエース。2012年の「好きな女子アナランキング」と2014年の「嫌いな女子アナ」、ともに1位に輝くという、いわば華のある人材だ。仕切りがうまくコミュニケーション能力も高い彼女だけに、退社後も活躍することは間違いないだろう。

 そんなカトパンを始め、看板を期待する女子アナに歴代、「○○パン」のあだ名を付け、平日深夜放送の『パンシリーズ』の司会番組を持たせていたフジテレビ。話題のカトパンは2008年10月から2009年3月までの4代目だが、これまでの○○パンにはどんな人物がいたのだろうか。改めて振り返ってみたい。

 まず、初代○○パンは「チノパン」こと千野志麻アナ(38)だ。彼女は、2000年の番組開始から翌年までトーク番組『チノパン』の司会を担当。入社5年目には『FNNレインボー発』で初の女性キャスターを務めるなど将来有望とされていたが、その矢先の2005年末に退社した。2006年には福田赳夫元総理大臣の孫で、金融大手ゴールドマン・サックス社員の超エリートとゴールイン。勝ち組のフリーアナとして、『ラジかるッ』(日本テレビ系)など多数のレギュラーを抱えていた。しかし、2013年に起こした乗用車による死亡事故の影響で、出演番組すべてを降板することとなった。

 そして、2001年10月より2002年6月までの2代目は「アヤパン」。このシリーズでもっとも人気があった高島彩アナ(37)である。アナウンサーとしての実力を高く評価されていたが、アヤパンは2010年からフリーに転身し、2011年にはゆずの北川悠仁(39)と結婚。それ以降はアナウンサー仕事は控え目にして、先日、第二子の妊娠が発表された。余裕のあるフリー生活を堪能し、先代・チノパンとは明暗を分ける形となっている。

 少し間が空いて、3代目になったのは2007年入社の「ショーパン」こと生野陽子アナ(31)だ。彼女もアヤパンに続く花形として『めざましテレビ』のメイン司会などで活躍。2014年に同期アナの中村光宏(31)と社内婚してからは夕方の『みんなのニュース』に移動になり、安藤優子アナ(57)のサブ的なポジションに。フリーになる日も近いのではと噂されている。

 2009年以降も、陣内智則(42)と交際している5代目の「ミオパン」こと松村未央アナ(29)、6代目のこと「ヤマサキパン」山崎夕貴アナ(28)、7代目の「ミタパン」こと三田友梨佳アナ(28)と、一年ごとに引き継いだのだが、この頃になるとフジの女子アナブームも完全に低迷期。世間の反応も「まだ○○パンとかやってんの?」と醒めたものになってきていた。

 それでも最後の力を振り絞り、2013年10月~2014年3月に8代目「ミカパン」こと三上真奈アナ(26)、2014年10月からは9代目「ユミパン」こと永島優美アナ(24)へと続けたが、もはや視聴率1%台という死に体で、2015年3月をもってひっそりと打ち切りとなった。

「こうして並べてみると、アヤパン、カトパンは、人気、実力ともに別格だったということがわかります。アヤパンは育児休業状態なので、歴代の○○パンの中ではカトパンが現在もNO.1だと言えるでしょう」(民放局ディレクター)――◯◯パンシリーズがなくなっても、やはり世間からは注目される女子アナたち。次にブレイクするのは、いったい誰なのだろうか?

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