米大統領選「トランプ当選」で世界はこうなる!激ヤバ未来予想図の画像
米大統領選「トランプ当選」で世界はこうなる!激ヤバ未来予想図の画像

 11月に行われる米大統領選で、“まさか”の事態が現実になりつつある。「3月1日、18州と1地域で予備選・党員集会が行われる大統領選のヤマ場“スーパーチューズデー”を迎えましたが、開票の結果、共和党では不動産王のドナルド・トランプ氏(69)が7州で勝利を収め、他の指名候補者を大きく引き離しました」(全国紙外信部記者)

 民主党ではヒラリー・クリントン氏(68)が8州で勝利。本選では両者の一騎打ちとなる可能性が濃厚だ。「当初は泡沫候補と見られたトランプ氏ですが、今では共和党支持層からの支持率は49%で、昨年6月に出馬表明してから、過去最高となりました」(前同)

 そんなトランプ氏の人気の源といえば、その発言。「メキシコは薬物や犯罪を持ち込んでいる」「(国境に)壁を造り、代金はメキシコに払わせる」「すべてのイスラム教徒を完全にアメリカに入国させないよう求める」 など、人種差別もお構いなしの毒舌で、中低所得層の白人男性を中心に幅広い支持を得ているが、「注目すべきは、長らく米国と対立するロシアや北朝鮮にはシンパシーを表明しているところ」(在米記者)という。

 昨年8月には、「私ならウラジーミル・プーチン(63)とうまくやれるだろう」と“友達宣言”をし、一方のプーチン大統領も「非常に傑出した人物で、才能があることは疑いようがない」とトランプ氏をベタ褒め。また、北朝鮮の金正恩(33)は「頭がおかしいか、そうでなければ天才だ」と、冗談半分で絶賛している。

「“ロシアとの間で、貿易分野における良い合意の数々を作成するつもりだ”とも述べるトランプ氏ですから、大統領に当選すれば、米露が手を組む新世界が待ち受けている可能性も。さらに、“プーチン大統領が、ISを徹底的に空爆しているのが気に入っている”との発言もあります。両者が同盟を組み、テロ問題が解決するかもしれません」(前出の外信部記者)

 また、何より気になる今後の日本との関係だが、「今年2月25日のテレビ討論会では“日本、韓国などを守ることはできない”と語り、米軍駐留経費について“(日本などに)もっと金を払わせたいんだ”と主張。しかも、お決まりのフレーズは“日本や中国から雇用を取り戻すぞ”ですから、我が国が不利な状況になるのは間違いありません」(同)

 一方で、明るい展望も。「現在、プーチン大統領と良好な関係を築いている安倍首相ですが、狙いは北方領土の返還です。ただ、ウクライナ問題などで米露の関係が冷え込んでいるため、米国の手前、話を進めづらい状況でした。しかし、プーチンと“友達”宣言のトランプ氏が米国大統領ともなれば、事態は一気に進展し、北方領土が戻ってくるなんて棚ボタもありえます」(同) 米大統領選の行方から目が離せない!

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