タレントにとって芸名は、第2の顔といえるほど大切なものだ。それなのに、他のタレントに似た、まぎらわしい名前の芸能人が少なくない。名前と顔を勘違いしていないか、見分け方とともに確認してみよう。
男性タレントを調べてみると、名前も読み方も同じで、小文字と大文字の使い方が違うだけなのが、DAIGO(37)とDaiGo(29)。女優の北川景子(29)と結婚したばかりの、ミュージシャンでタレントで俳優なのがDAIGO。人間の持つ感情を読み取るパフォーマンスが人気のメンタリストがDaiGoだ。同じくミュージシャンでタレントでもある陣内孝則(57)と漢字が一文字だけ違うのが陣内智則(42)。ロックバンド「ザ・ロッカーズ」のボーカルとしてデビューして、現在は俳優として活躍しているのが陣内孝則。タレントの藤原紀香(44)と2007年2月に結婚、2009年3月離婚したお笑い芸人が陣内智則だ。
次に「玉」つながりのイケメン俳優で、似ているのが玉山鉄二(35)と玉木宏(36)。NHKの連続テレビ小説『マッサン』で、主役のマッサンこと亀山政春役を演じたのが玉山鉄二。『あさが来た』でヒロインの夫役を演じているのが玉木宏だ。年齢が近いのも、間違えやすい理由かもしれない。イケメンながら芸名どころか、芸風が濃いところも似ているのが、北村一輝(46)と沢村一樹(48)。映画版とドラマ版の『猫侍』(JAITS各局など)で猫好きな侍を演じているのが北村一輝。2時間サスペンスドラマ『浅見光彦シリーズ』(TBSテレビ系)で浅見光彦役を演じていて(現在は速水もこみち)、下ネタ発言が多いのが沢村一樹だ。いっぽう高橋克典(51)と高橋克実(54)は一文字違いだが、ルックスは大違い。連続ドラマ『特命係長 只野仁』(テレビ朝日系)などで、格闘アクションとセクシーな肉体を披露しているのが高橋克典。バラエティ番組『トリビアの泉』(フジテレビ系)でブレイクした、頭頂部の毛が少ない俳優が高橋克実だ。
一文字違いだけど読みが同じなのが、宮川大助(65)と宮川大輔(43)。夫婦漫才コンビ「宮川大助・花子」なのが宮川大助。バラエティ番組『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)で「お祭り男」として、世界各地のお祭りに参加しているのが、お笑いタレントの宮川大輔だ。同じお笑いなのでまぎらわしい。そしてジャンルが同じといえば、どちらも有名な刑事ドラマに出演していた峰竜太(64)と竜雷太(76)。『西部警察』でひょうきん者の刑事「イッペイ」こと平尾一兵役を演じ、現在はバラエティ番組などで活躍しているのが峰竜太。『太陽にほえろ!』でゴリさんこと石塚刑事役を演じていたのが竜雷太だ。
最近はちょっとした失言がネット上で炎上し、似ている名前の有名人に飛び火してしまうこともある。まぎらわしい名前の芸能人同士、くれぐれも迷惑をかけないよう、気をつけてもらいたいものだ。