実は怖~い「ナルシスト男」を見極める5つのポイントの画像
実は怖~い「ナルシスト男」を見極める5つのポイントの画像

「ナルシスト(ナルシシスト)」自分のことが大好きで、自身が他人より優れた存在だと考えている、ちょっと痛い男性(女性を指すことも)を表わす言葉ですよね。日本では、自撮りした写真をSNSでばらまいたり、なにかと鏡の前で自分磨きに精を出す人を「ナルちゃん」なんて呼んだりするようですが、本物のナルシストはもっともっとコワ~イ存在だったんです!

 ちょっと小難しく医学的な用語で説明をすると「自己のアイデンティティを確立するために、他者からの承認を必要とする。しかし他者への共感ができず、ほかと敵対する」のがナルシストの定義です。つまり、自分自身がいかに優れているかを他人の「賛辞」でしか認識できないわりに「俺以外の奴のことなんてどーでもいい!!」と、平然とのたまえるワガママくんが真のナルシストなのです。

 近年、真性ナルシストの数は増加の一途を辿っているといいます。これは先進国で少子化が進み、「褒めて伸ばす」教育が横行。過度の愛情をかけられて育った子どもが増えたためだそうです。欧米諸国ではナルシストの若者が増加し、近年、問題視されるようになってきています。

 真性ナルシストは自分自身に決して満足できないため、他人の評価だけが己の全てになってしまう傾向があり、仕事でも日常生活でも、とても厄介な存在となってしまうのです。

 日本でも欧米同様にナルシストが増殖しているといいます。いま、あなたのそばにいる彼も、実はナルシストかもしれません。

 リアルなナルシストは外面だけはよいため、ナルシストだと気付くまでに相当時間がかかってしまいます。恋愛中は「恋は盲目」状態となり、相手をやたらと褒めてしまう女性が多く、付き合っている期間が1~2年未満では、相手が真性ナルシストかどうか非常に見極めにくいのです。

 そこで、必ずチェックしたいのがこちらの5つ。
●夫(彼)の母親や身内が、やたらに彼のことを褒める
●「俺ってすごいでしょ?」と褒めてもらいたがる
●褒めないと急に態度が悪くなる。ひどい時には暴言や暴力が出る
●同性の友達がいない(少ない)
●あなたのことを褒めることはない

 もしもあなたの夫(彼)、狙っている男性がこのような状況だとしたら要注意です。ナルシストである可能性はかなり高くなります。

 もしもナルシストと結婚してしまうと、結婚生活は地獄そのもの。「私が夫を褒めて育てればいいの」なんて思っても、彼は他人からの賞賛に満足することを知らず、他人がどうなろうと知ったことではないわけで、ヘタしたら朝から晩まで褒め殺して終わる毎日を繰り返すかもしれないのです。

 ではどうすればいいか。簡単に言ってしまえば「逃げるが勝ち」です。

 他人と共感できず、褒められることだけを望む男。自分の子どもをナルシストに育てあげてしまったのに反省すらない義母や家族。その全てがもれなくついてくる結婚生活……。幸せになるのは難しそうですよね。全力ダッシュで逃げる勇気も必要かもしれません。

わぐりめぐみ
東京生まれ。作家・編集ライター・シナリオライター。るるぶ等旅行雑誌から職歴をスタート。ティーン、ストリート、サブカル、ライフスタイル誌等で幅広く活躍。著書に『そして、ありがとう… 犬と私の12の涙』(日本文芸社)、『B型妻VSA型夫 毎日がグチLove』(笠倉出版社)、共著に『ミニチュアダックスフントの洋服屋さん』(実業乃日本社)等がある。

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