蒼井優に松岡茉優「元おはガール」が売れっ子だらけな理由とは?の画像
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 声優でタレントの山寺宏一(54)が『おはスタ』(テレビ東京系)の司会を4月1日の放送で卒業することを発表し、話題になっている。

『おはスタ』とは1997年10月に放送開始した子ども向けバラエティ番組で、2000年の流行語大賞を受賞した「おーはー」(「おっはー」)は、この番組から誕生した。山寺の降板は春の番組リニューアルに伴い自ら申し出たもので、「これからは次の世代に任せたい」という思いかららしい。番組では山寺の最後の出演となる4月1日まで、昔の思い出などを振り返る「プチタイムスリップ企画」として、懐かしい出演者たちが紹介されているのだが、日替わり女子アシスタントを務めた「おはガール」の卒業生たちが、あらためて見ると凄い顔ぶれなのだ。

 現在女優として活躍している蒼井優(30)は、小学生の頃から地元福岡のCMや広告で活躍していて、1999年、中学生のときにミュージカル『アニー』の子役キャストに選ばれて芸能界デビュー。その年の夏に東京の芸能事務所に所属し、2000年度「おはガール」として登場した。2002年には「三井のリハウス」CMの10代目リハウスガールに選ばれ、2006年公開の映画『フラガール』では、日本アカデミー賞の最優秀助演女優賞など、その年の映画賞を数多く受賞した。また、NHKの連続ドラマ『あまちゃん』でアイドルグループのリーダー役を演じて注目を浴びた、松岡茉優(21)は2008年、2009年度「おはガール」だ。今年はNHKの大河ドラマ『真田丸』に出演したうえ、ドラマ『その「おこだわり」、私にもくれよ!!』(テレビ東京系・4月8日放送開始)で主演を務めるなど、注目の若手女優として活躍している。

 そしてアイドルとして活躍しながら「おはガール」として出演していたのが、女性アイドルグループ「モーニング娘。」の生田衣梨奈(18)だ。2011年にメンバーオーディションに合格し、同年8月、中途卒業した元スマイレージの小川紗季(19)の後任として「おはガール」に参加。翌年3月末までの短い活動期間だった。卒業後、2014年11月から「モーニング娘。」のサブリーダーを務めている。アイドルグループでは、昨年末の『日本レコード大賞』で最優秀新人賞を受賞した「こぶしファクトリー」のメンバー、井上玲音(14)も現在、2015年度「おはガール」として出演している。また、2007年度「おはガール」の長野せりな(21)は、卒業後に女性アイドルグループ「アイドリング!!!」に加入したが、昨年3月に脱退して、6月の写真集発売記念イベントを最後にアイドルを卒業。声優を目指すと宣言した。

「子ども番組ということで、一般にはあまり注目されていませんが、視聴者である子どもはつまり、将来のファン候補ということ。それだけに各事務所は『おはガール』に注目していて、毎回、自信ありの若手女性タレントを売り込むんですよ。結果、タレントレベルがどんどん上がり、成功者が続出ということになっているんです。2016年度のメンバーはまだ発表されていませんが、誰が抜擢されるのか、業界でも注目されています」(芸能プロ関係者)

 番組出身としては他に、上戸彩(30)、フリーの平井理央アナ(33)、休業中のベッキー(32)、あびる優(29)などがいる。もはや日本の芸能界を支配しそうな勢いの「おはガール」は、要注目なのだ。

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